俳優の石田純一が映画監督デビューを目指すことが、11月5日発売の「女性セブン」で報じられた。果たして実現するのか。
不要不急の沖縄出張で新型コロナに感染してバッシングの嵐にあった石田。無事回復したものの、福岡での“合コン疑惑”を女性誌に報じられるなど、弱り目に祟り目。自業自得といえばその通りだが、少し気の毒にもなる。
一連の騒動で仕事も激減したようだが、石田を直撃した同誌によると起死回生の秘策があるとか。それが、映画監督デビューだった。本格的なアクション映画で主演俳優はすでに決定。現在は脚本の執筆中で来年早々、撮影に入りたいと石田は意気込んでいるという。
ただ、聞き捨てならなかったのが、製作資金の質問から流れて石田が発した「黒木瞳さんだって(監督作品が)今月公開ですよね?」という言葉。黒木がメガホンをとった映画「十二単を着た悪魔」は11月6日に公開。2016年公開の映画「嫌な女」に続く、長編2作目の監督作品だ。
「石田の言葉は、“黒木が監督をしても資金は集まったでしょ”とも捉えられますし、“黒木にだって監督はできたでしょ”とも取ることができます。いずれにせよ、『黒木瞳さんだって……』という言い方は、黒木を下に見たような表現です」(芸能記者)
とはいえ、映画監督としては黒木が先輩。石田には頑張ってもらって黒木の作品を超える映画を期待したいが、懸念材料もあるという。
「実は、石田は以前も映画に挑戦したいと語っていました。石田は07年、桂由美の出版記念トークショーに参加。その席で現在は脚本を執筆中で、来年にはそれを元にした映画の監督と演出に挑戦したいと明かしていました。内容は悪の構造をダイナミックに描いた刑事モノだとか。公開されてないところを見ると、企画はポシャったのでしょう。また、16年に映画『小さな園の大きな奇跡』のトークイベントに参加した際も、映画監督をやりたいと明言。しかし、いまだに実現していません」(前出・芸能記者)
黒木だって映画監督になれたのだから、石田もきっとなれるはずだ。
(石田英明)