このコロナ禍、SNSではこんなハッシュタグが現れました。
「#化粧の仕方忘れた」
テレワーク中、メイクと無縁になっていた女性たち。長期間の外出自粛が解かれ、いざメイクが必要になったときに「あれ、どうやってやるんだっけ?」と、鏡の前で凍りつく女性たちの姿が思い浮かびますね。
投稿されていたコメントには、「なんか顔違う」「通勤ってこんなつらかったっけ?」「完璧だと思ったら、チーク忘れてたことに今気づいた」などがあり、ブランクを感じさせます。
中には、「今日はおうちで過ごそう」と決断している人もいて、メイクは外の世界でのモチベーションに大きく関係していることが分かります。
このように、メイクに対するモチベーションが落ちたときや、いざというときのために、“時短メイク”術を会得しておくのもいいかもしれません。
美眉師の尾花ケイコさんの著書「第一印象で好感度アップ ビジネスメイクの新ルール」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によると、メイクをショートカットする時短メイクのポイントは、どこを要らないと判断するかが大事なんだとか。
例えば、肌の調子がよければファンデーションをサッと塗るだけ。血色が悪いときはチークを多めに塗るなど、肌の調子によって調節をするとよいそう。
また、ファンデーションは5分、マスカラは2分、眉は3分など、重要度が高い部分と時間配分を決めること。最低限のメイクだけしておいて、あとは会社での最終調整に持ち越すというスタンスも必要なんだそうですよ。
メイクのやり方を忘れてしまっても、サッとできるワザ、ぜひ身につけておきたいものですね。