元TBSでフリーアナの宇垣美里が11月18日、美容本「宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK」をリリース。その宣伝として多くのメディアに出演し、自身のメイク術などについて語っている。そこで語られた大学時代の思い出が、以前の説明と異なっているというのである。
「同志社大学の入学式にすっぴんで出席したエピソードを何度も公言している宇垣は、朝日新聞社系サイト『telling,』の11月17日付インタビューにて『その時「まじでやばい」となって、メイクをするようになりました』と語っています。ところがオリコンニュースに昨年5月19日に掲載されたインタビューでは『夏ぐらいまではすっぴんで大学に通っていました』と説明。メイクを始めた時期が何カ月もズレてしまっているのです」(女性誌ライター)
直近のインタビューでは、初めてのちゃんとしたコスメとして、叔母と一緒に百貨店でアイシャドウを購入したことも告白。ビューティーアドバイザーがシャドウを塗ってくれた時、「キラキラしていてすごく可愛いなって感動」したと語っている。
だが昨年のインタビューでは、童顔なこともあって周りの女子学生から浮いていることに気づきつつも大学には通い続けいたと説明。そのうち「抵抗があったんですけど、一回やってみたらいいと思って、茶髪にして、メイクもしてみたんです」と語っており、どうにも話がかみ合っていないのだ。
「二つのインタビューには齟齬があるようにも感じますが、入学式で自分だけすっぴんだったことに驚いた宇垣さんが、それをきっかけにメイクをするようになったという順番はあくまで一緒。たしかに『telling,』のインタビューでは入学式の直後にメイクを始めたようにも読めますが、そのへんの細かい時間の流れって女性にとってはわりとどうでもいいことなんですよ」(前出・女性誌ライター)
どうやら細かな時制にこだわってしまうのは、男性的な目線なのかもしれない。そして二つのインタビューには、TBSで局アナを務めていた宇垣ならではの違いが垣間見えるという。
「昨年のインタビューはコスメブランド『KATE』の広告ポスター出演に伴う取材だったためか、大学時代に使っていた製品に関して具体的な言及はありません。それに対して直近のインタビューでは『ジル・スチュアートの4色のアイシャドウ』という具体的な製品名を明かしています。こちらは美容本のアピールなので、むしろ製品名を出すほうが望ましいはず。こういった使い分けはさすがですね」(前出・女性誌ライター)
メイクを始めた時期の正確性にこだわるよりも、兵庫の進学校に通っていたすっぴんの宇垣がどんな美少女だったのかに想いを馳せるほうが、楽しいことは確実かもしれない。
(白根麻子)