いつ何があるか分からないのが恋愛というもの。でも、うまくいかないからってグジグジしていては、時間がどんどん過ぎていくだけ。時が経つのは早いもの。ふと気がつけば「周りの男性がみんな既婚者になっていて取り残されてしまった……」なんてことにならないよう、気をつけたいものです。
そのためには、うまくいかない恋にいつまでもしがみつかないこと。ところが、これができなくて婚期を逃してしまう女性が意外と多いのです。
A子さんは、20代前半で既婚男性とお付き合いしていました。相手の「近いうちに奥さんとは別れたいんだ」という言葉を信じて15年間付き合い続けましたが、数年前に彼から別の男性を紹介されたとのこと。それでも純粋に彼を思い続けたA子さんでしたが、やっと最近、彼とは別れるしかないと感じ始めました。
「彼はいつまでも離婚しない。気づけば私も出産のタイムリミット。周囲には独身男性がいなくなってしまいました。後悔しています」
まさか彼と結婚できないなんて……と愕然した気持ちのA子さん。でも、その“まさか”が起きるのが恋愛なんですよね。あなたが結婚や出産を望むなら、1人の男性とのお付き合いは期限を決めたいものです。相手が既婚男性の場合は余計にそうです。
1年と決めて付き合ってもプロポーズがないなら、あなたからちゃんと尋ねてみることです。「私とのこと、どう思ってる?」と。しっかりと結論を出して、相手に結婚の意思がないならさっさと“次”へ行く。それが後悔しない婚活ではないでしょうか。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)