コロナ禍とはいえ、年末年始はごちそうやアルコール摂取の機会が増える時期ですよね。美味しく楽しい時間を過ごせるものの、とくに食べ過ぎや飲み過ぎは健康を損ねてしまう恐れがあります。そんなとき、“救世主”となり得る意外な食材・ドリンクを3つ紹介しましょう。
■コーヒー
コーヒーはさまざまな健康効果が期待できるといわれていますが、実はお酒が好きな人は知っておきたい情報があるのです。日本ポリフェノール学会の理事で医学博士の近藤和雄さん、ネスレ日本 ウエルネスコミュニケーション室の福島洋一さんによると、アルコール摂取により肝疾患死亡リスクが激増するというデータがある一方、コーヒーを飲むと肝臓が保護されてそのリスクが低下するのだとか。
これは、コーヒーに含まれるポリフェノールによる作用だと考えられているそう。お酒好きの人は、毎日のコーヒー習慣を持っておくとよさそうですね。
■お酒を飲む前のおつまみ
年末年始のお祝いに欠かせないお酒。医師の高橋弘さんの著書「好きなものを食べても太らない 病気にならない帳消しメソッド」(日本実業出版社刊)によれば、飲む前に、お通しの酢の物や和え物、枝豆などをお腹に入れておくと、アルコールの吸収がゆるやかになり、悪酔いが防げるとか。また、食物繊維が多いところてんやもずく酢もオススメなんだそうですよ。
■酢
医学博士である蓮村誠さんの著書「毒を出す食ためる食 食べてカラダをキレイにする40の法則」(PHP研究所刊)によると、酢を取ると痩せやすくなるのだとか。食べたものをよく燃やすため、代謝が上がって排せつの具合もよくなるので、体重が減ってくるそうです。
ただし、取り過ぎるとよくないタイプの人もいるそうなので、酢そのものを飲むのはとくにオススメしていません。自分のタイプに応じて、適量を飲むのであればいいそうです。
お酒による肝疾患や悪酔い、正月太りなどが気になる人は、ぜひこれらの救世主となり得る食材やドリンクを意識してみるのもいいかもしれませんね。