1月14日に67歳の誕生日を迎えた俳優の石田純一が同日、自身のYouTubeチャンネルを開設した。
石田はチャンネルについて「67歳になった今だからこそ、『やりたいこと』『やるべきだと信じていること』をやっていきたいと思います」と記し、記念すべき最初の動画では、これまで話せなかった“コロナウイルス感染騒動”について包み隠さず話すとしている。
石田は初回の動画の冒頭、チャンネルを開設した理由として「YouTubeものすごく楽しそうだな」「いろんな物を発信していけたら」と語り、「特に弱い立場の人や辛い人」の役に立てたらと意気込み、“共感・共生”がテーマと明かした。
石田はまた、昨年コロナウイルスに感染したことについて、「コロナ自体は3~4日で治まったものの、いつ血栓が肺や脳に飛んでもおかしくない危ない数値だったので1カ月入院した」と説明した上で、様々な批判を浴びたことに改めて謝罪した。
「石田さんは動画の中で、コロナ騒動でテレビのレギュラー番組やCMを失ってしまったことや、感染に至るいきさつと沖縄でのゴルフについてなどを語っていますが、今後は今までテレビ番組などではやりたくてもできなかったことをやりたいと意気込みを示しています」(ネット系ライター)
石田は18日に2本目の動画を投稿し、そこでもコロナ騒動について語っている。
「石田さんがなぜYouTubeチャンネルを開設したのか。やはりレギュラー番組やCMがなくなって収入的に困っているということが大きいのでは。石田さんには現在、奥さんの東尾理子さんとの間に8歳を先頭に3人のお子さんがいますからね。まだまだ稼がなくてはといったところなのでしょう」(前出・ネット系ライター)
ところが石田の期待とは裏腹に、石田のチャンネルの登録者数は20日朝の時点で500人をわずかに超えた程度で、初回の動画の視聴回数も3万回に満たない。開設からまだ1週間経っていないとはいえ、この数字はかなり寂しい状況だ。
「やはりコロナ禍での泥酔飲み会などが報じられたことが影響してるようですが、そのことは各動画の評判で、“いいね”の数より“悪いね”の方がずっと多いことにも表れています。これは例えば宮迫博之さんのように、騒動があってテレビを干されてYouTubeを開始した人にはよくあるケースですが、ここから評価を覆して視聴回数を増やすことは簡単ではないでしょう」(前出・ネット系ライター)
「純ちゃんねる」という仮タイトルのついた石田のチャンネルは、正式名称を視聴者から募集するというが、まずは彼らを惹きつける魅力ある動画をどうやって作るか、真剣に考えるべきだろう。
(石見剣)