主役の松本潤演じる弁護士が無実を証明できる確率0.1%の刑事事件に挑む「99.9‐刑事専門弁護士‐」(TBS系)。高視聴率で推移している理由の1つが、なんと“ダジャレ”だという。
「松本演じる深山大翔がオヤジギャグを言うシーンには『ヒュー』と北風が吹くような効果音が入るんです。居酒屋のメニューがダジャレで作ってあったり、深山が差し出す飴にも『ありがとう おりご糖』や『おめでとう ブドウ糖』『糖魂』などとあったりして、ネットで話題になっています」(芸能ライター)
第1話では「電話をかけても誰もでんわ」「時計はほっとけい」、第2話では「いただきマングース」「いただきマンドリル」「お金はおっかね~」とお寒いギャグがてんこもりだった。
「ちなみに、飴のギャグは7~8年前にブレイクしたお笑いコンビ、ジョイマンのネタです。ギャグが多いのは、プロデューサーである瀬戸口克陽氏のやり方のような気がしますね。かつて松本主演のドラマ『花より男子』をヒットさせた名物プロデューサーで、“花男”でも松本演じる道明寺が『ハミング・イェーイ(ヘミングウェイ)』『仏の顔は3つある』など数々の迷言を残しています。マジメなドラマのなかに息抜きポイントを絶妙に入れるあたりに、瀬戸口氏の匂いをプンプン感じます」(テレビ誌記者)
(大門はな)