赤ちゃんの写真を撮ろうとすると、カメラ目線になってくれなかったり、すぐに体勢を変えてしまったりして、思い通りにいかないことが多いですよね。そんな場合は、次のような写真を撮ってはいかがでしょうか。何気ない1枚が、思い出深いものになるかもしれませんよ。
■体のパーツのアップ写真
筆者は娘が昼寝をしているときの顔を眺めるのが好きで、よく観察していました。すると、まつ毛が少しずつ伸びていることに気付き、寝ている娘の顔にカメラを向け、まつ毛が主役の写真を撮るように。まつ毛の成長とともに娘の成長も思い出せる、お気に入りの写真となりました。手や足、指先、口元など、さまざまなパーツで撮影ができます。1ヵ月ごとなど定期的に撮ることで、赤ちゃんの成長を追う記録にもなります。
■後ろ姿
ママに抱かれている後ろ姿、うつ伏せになってモゾモゾしている後ろ姿、お座りができるようになった時期の丸まった後ろ姿、腰が座り力強くよい姿勢が取れるようになった頃の後ろ姿、遠くへ歩いていく後ろ姿……。これらのような「後ろ姿」を追うことでも、赤ちゃんの時期ごとの成長具合や可愛らしいシルエットを記録に残すことができます。赤ちゃんがカメラ目線になってくれずに困っているタイミングも、貴重なシャッターチャンス。写真を撮る楽しみが広がります。
■お気に入りのおもちゃやグッズ
赤ちゃんが大好きなおもちゃのみが写った写真も、その時期を象徴する思い出の1枚としてオススメです。写真を振り返ることで、赤ちゃんがどんな遊びに夢中になっていたか、どんなふうにおもちゃを掴んだり投げたりしていたかなどを思い出しやすいですよ。頻繁に使っているおもちゃは、定期的に撮影すると月日の経過とともに色や形が変わっていたりもします。
思い通りに撮れないからと、撮影を長時間続けると赤ちゃんが不安になることも。赤ちゃんが生まれたばかりの頃はママの負担も大きい時期ですから、あまり神経質になり過ぎず、無理のない範囲で撮影を楽しみましょう。
(Nao Kiyota)