女優の木村佳乃が2月7日に放送された「世界の果てまでイッテQ!」にゲスト出演し、番組内で“ある公約”を掲げた。
木村はタレントのイモトアヤコや森三中の大島美幸と共に「イモトジャパンツアー特別編 in 群馬県」に登場。「辛いしかない極寒カレンダー」と称して、カレンダーで使用する写真にふさわしいかまくら作りに挑戦。合間には群馬の名物料理「おっきりこみ」をかけてエアボード対決やイモトとの女優対決、温かいコーヒーをかけて挑む雪上裸足ランニング対決やお笑い芸人のモノマネなどさまざまな企画にも挑戦。スタジオの出川哲朗からは「佳乃さんが、ほんと申し訳ないんだけど情緒不安定なのかな?」と評されるほど、芸人顔負けの活躍を見せた。
木村もそれに対して「仰るとおりで、ちょっと突然悲しくなってきちゃって」と告白。「ここから1年ちょっと出られないと思ったら……」と裏番組になるNHK大河ドラマ「青天を衝け」出演のためしばらく「イッテQ」に出られないことを悲しんだ。出川が「大河の中で『イッテQ』(のポーズ)みたいなのをちょっと入れて」と提案すると、「必ずやります!」と木村は真顔で即答。出演者たちから「ダメダメ」とたしなめられる一幕もあった。
ネットでは《大女優なのにそんなことには目もくれず体当たりの姿、見ていて気持ちいいです》《受けた仕事は全力でするその姿勢、素晴らしい!》《木村佳乃さんが登場する回はマジで面白いw 女優でしかも番宣じゃないのに何回も出てくれて、しかも女芸人の仕事を奪ってるw》など木村への賞賛の声が殺到している。
「木村は2015年から『イッテQ』に不定期で出演。それも映画やドラマの宣伝のためではなく、自らの希望で出演しているそう。NGもほぼなしで、以前、番組スタッフからNGを聞かれた際に夫の東山紀之に相談したところ、『何言っているんだよ、全部やるんだよ!』と叱咤激励されたからだとか。とはいえ、“女優の仕事に支障”がありそうな“ストッキング相撲”と肌色の股引一丁での出演はさすがにNGにしたとのこと。あとは何でも体当たりで挑戦してしまうので、あっけらかんとした性格も功を奏して好感度が上がるしかない状態になっています」(芸能記者)
この1年間は「イッテQ」ファンにとっては“木村佳乃ロス”になりそうだ。
(柏原廉)