高畑充希、コロナ禍で辿り着いた「幸せのハードル論」に共感続々

 ドラマ「にじいろカルテ」の演技はコロナ下における経験が生かされた結果かも?

 女優の高畑充希が2月22日発売の雑誌「VOCE」4月号に登場。昨年のステイホーム期間やドラマの撮影の中で起きた価値観の変化をインタビューで明らかにした。

 高畑は昨年、「明日どうなるか分からない」というコロナ禍の日々の中で「お仕事があるだけでありがたい!」と思うようになったという。現在放送中の主演ドラマ「にじいろカルテ」(テレビ朝日系)は昨年撮影したものだが、自分よりも周りが輝く事でドラマが動いていく素晴らしさを肌で感じたといい、その結果「期待に応えなきゃ!」と自分のお尻をたたいていた感覚がなくなり、「助けてもらうことが楽になり、仲間に頼れるようになりました」と打ち明けた。

 ほかにも高畑は「奇妙に聞こえるかもしれませんが、最近自分の中にあった『幸せのハードル』が下がったんです」と告白。出演予定だった舞台がコロナ禍のため中止に追い込まれてしまったが、それを機に「個人的には22歳くらいから忙しく走り過ぎていたので、ちょっと立ち止まって“この先どういうふうになりたいのか”を考える時間が持てた」と吐露。その結果、これまでの「ここまで満たされてこそ幸せ」という感覚が小さなことでも「今日はこうだったから充分幸せ」と感じられるようになったという。

「高畑は2007年から12年まで6年間にわたってミュージカル『ピーターパン』で主演を務め、13年下半期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』で注目を浴びると、翌年のORICON STYLEが発表した『2014年上半期ブレイク女優ランキング』で6位にランクイン。CMでの露出も増え始め、2016年以降は出演するドラマは主演が中心となり、すっかり人気女優の仲間入りを果たしました。中学生でデビューし、29歳になる現在まで走り続けた多忙だった日々が突然途切れたことが、自分を見つめ直すきっかけになったのでしょう」(芸能記者)

 ネットでは《「幸せのハードルを下げる」の表現に共感しました》《幸せのハードルを下げる非常に大切な考え方かもしれないと思いました》など高畑の考え方に賛同する声が集まったほか、《心境の変化がにじいろカルテの演技にも出てるような気がするのは気のせいでしょうか》といった声も見られた。

 高畑の変化を感じ取りながらドラマを観ると、より楽しめそうだ。

(柏原廉)

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