3月15日深夜放送のラジオ番組「三宅健のラヂオ」(bayfm)でパーソナリティを務める三宅が明かした言葉が反響を呼んでいるようだ。
V6解散が発表されてから初めてとなるこの番組は、多くのファンが「三宅は何を語るか」と放送前から注目の的に。三宅は石川・PARCO劇場での舞台「藪原検校」公演に向かう新幹線の中で、ファンからのV6解散に対するメールを読んだと明かし、ファンからの声をリアルタイムで聞きたかったから、このラジオ番組を東京での収録にせず、急遽、13日の舞台上演後に石川で収録することにしたと報告。「(解散について)踏ん切りがついたと思っていたんですけど、実感がなかったんですけど、みんなの気持ちを読んでいたら涙が止まらなくて。新幹線で一人号泣している自分がいました」と告白。「自分自身、涙が止まらなかったので、ファンの方にも自分の感情に素直になってほしいと思ったんですね」と切り出し「我慢なんてしないで、悲しいことは悲しいって思ってほしいですし、泣くだけ泣いて悲しんだほうが、人として正しい感情なのかなって思うんです」とファンに対する思いやりを示したのだ。
「続けて三宅は解散する11月までの7カ月半を最高の思い出に、時間にしたいと呼びかけていましたが、ネット上では『三宅の言葉の重さに号泣』の声が相次いでいます。“泣くだけ泣いて悲しんでいい”という言葉は、三宅自身に言い聞かせているようにも聞こえましたからね。11月で事務所を退所する森田剛と三宅は、ジャニーズJr.時代から“剛健コンビ”と呼ばれ、V6としてデビューする前からすさまじいほどの人気があったんです。三宅は誰よりも多く森田と時間を共有してきましたから、それを知っているファンたちは『私たちより健くんのほうがはるかに悲しんでいる』『言い出したら誰も止められない剛のことを、いちばんよく知ってるのが健だもんね』『ありがとう三宅健。あなたと一緒に泣いて悲しんでから立ち直ります』といったコメントをネット上に書き込んでいます」(女性誌記者)
ファンに寄り添う三宅の気持ち。ファンは悲しいながらもうれしかったに違いない。