テレワークの最中など、小腹が空いたときに仕事をしながらご飯を食べるというのはよくある話。でも、それって効率がよくないこともあるようです。どうせなら、仕事がはかどる食べ方をしたいですよね。そこで、仕事がはかどる食事の取り方を探ってみました。
■炭水化物に野菜を必ずプラスする
仕事をはかどらせるためには、炭水化物に野菜を必ずプラスすることがポイントのようです。眼科医の猪俣武範さんの著書「ハーバード×MBA×医師 働く人のための最強の休息法」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によれば、炭水化物に野菜をプラスすると、眠気を防ぐことができるからなんだとか。
食後の低血糖を防ぐために、血糖値の上昇の度合いが大きくならないようにすることが大事というのはよく知られています。サラダなどの野菜をプラスし、炭水化物より先に食べることがポイントのようですよ。
■朝食で主食を取る
料理評論家の服部幸應さんの著書「服部幸應の日本人のための最善の食事」(日本能率協会マネジメントセンター刊)によれば、朝食では主食であるご飯などを取らないと、脳に必要なブドウ糖が欠乏状態になるのだとか。その結果、脳がエネルギー不足になり、集中力や記憶力が落ちる上に、イライラしやすくなることもあるそうです。
さらに、朝食を抜くと糖尿病や心臓病、肥満などの生活習慣病が発祥するリスクが高くなり、血圧が上昇するなんてことも。テレワーク中に眠気がこないようにするためにも、朝食には主食としてご飯やパンなどの糖質を摂取するのがよさそうです。
■“ながら食べ”はしない
人財育成プロデューサーである藤井美保代さんの著書「失敗を未然に防ぐ 仕事のミスゼロ100の法則」(日本能率協会マネジメントセンター刊)によると、食事を大切にすると仕事の効率も上がってくるのだとか。朝食抜きはもちろん、“ながら食べ”もよくないそうです。
食べる間だけでも仕事の手を休めて、食べることに向き合いたいもの。たった10分でも食事を味わうことで、ひと息つくことができ、気分転換にもなるそうですよ。
これらの仕事がはかどる食事メニューと方法を実践し、朝から定刻までフルパワーで働きましょう。