女優の高橋メアリージュンが、3月20日に放送された番組「おかべろ」(関西テレビ系)に出演。子供時代の極貧生活を告白して、話題を呼んでいる。
少女時代、高橋の父親は会社を経営しており、5 LDKの豪邸で裕福な生活を送っていたのだとか。ところが中学生になった時、父の会社が経営不振となり莫大な借金を背負う羽目に。そこから生活が一変。白米に焼肉のタレをかけて食べる食事は日常茶飯事。クリスマスのご馳走がインスタントラーメンだったこともあったという。
「高校生になった高橋は、週5日のアルバイトで家計を助け、そんな中で始めたのがファッション誌『CanCam』のモデル。当時のギャラは月7万円、そのうち6万円を家に入れていたと話しています」(芸能ライター)
2018年に出版した、自身の生い立ちをつづった「わたしの『不幸』がひとつ欠けたとして」でも、牛乳店を営んでいた父の事業が、バブル崩壊のあおりを受けて大きな借金を背負うことになり、闇金から矢のような催促があったことも明かしている。
そんな彼女、実は自身も過去に“闇金業者”の役をドラマで演じたことがある。
「高橋は2014年に公開された映画『闇金ウシジマくん Part2』と2016年に放送されたドラマ『闇金ウシジマくん season3』で、闇金融・ライノーローンの女経営者・犀原茜役を演じました。犀原は暴力と奇声で債務者たちをとことん追い込み、部下をどつきまわしていくキャラクター。個性的な登場人物が多いこのドラマの中で、彼女が演じる犀原は特に人気が高く、当時は高橋のもとに熱いメッセージやイラストが数多く寄せられましたそうです」(週刊誌記者)
「闇金ウシジマくん」シリーズで、見事な演技力を発揮した高橋。一見セレブに見える彼女の壮絶な過去も、今となっては演技の肥やしなのかもしれない。
(窪田史朗)