俳優の長谷川博己が3月23日、キリンビール「スプリングバレー発売記念発表会」に登場。2月まで放送されていた大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)に掛けた回答をし、話題になっている。
長谷川はキリンビールの新商品「SPRING VALLEY 豊潤〈496〉」のブランドアンバサダーとして起用され、新CMにも出演。発表会ではビールをおいしそうに飲む様子も見せた。
司会から「CMキャラクターに選ばれた時のお気持ちというのはいかがでしたでしょうか?」と質問されると、長谷川は「そうですね。やっと麒麟が来るんだなと思いました。ずっと太平の世に来る麒麟を求めていたので。最終回が終わって、ようやく麒麟が来るんだなという気がしました」と回答。その後、「もちろんクラフトビールも大好きだったんですけど。中でもこれは特別感があるので、(オファーをもらって)すごい嬉しいなと思いました」と新商品をしっかりアピール。
ネットでは長谷川の発言を受けて、《あのエンディングの続きはこれだったのか! 確かに来たね》《麒麟が来たんだ! 良かったね!》《麒麟が来るってこういうことだったのね》と同意の声が続出。また、その中には《私、麒麟がくるロス継続中です》《放送中断の期間もあった名作。仕切り直しの意味で再放送してもらいたい》など“麒麟ロス”を嘆く声もあった。
「『麒麟がくる』はコロナ禍によって、2020年6月7日の第21回から放送が一時休止し、8月30日に再開。スケジュールが大幅に狂いましたが、当初の予定どおり全44回を放送しました。沢尻エリカの降板など苦労が絶えなかったせいか、長谷川はこの作品に並々ならぬ情熱を持っており、放送終了後にアップされた公式サイトの動画メッセージでは『僕は最後は明智光秀は生き延びたんだと信じたいです』『もしもこの先が気になるようでしたら是非、皆さまからのコメントをいただきましてなにか番外編で、またお会いできたらうれしいなと思います』と発言しており、まだまだ光秀を演じる意欲満々のよう。発表会での『麒麟がくる』発言もドラマ続編への願いが込められていたのかもしれませんね」(芸能記者)
ビールだけでなく、ドラマの続編または番外編が実現すれば長谷川だけでなく麒麟ロスのファンも再び「麒麟がきた!」と喜びの声を上げるに違いない。
(柏原廉)