お腹が空いているわけでもないのに、ストレスや衝動でつい食べてしまう……なんてことはありませんか?
このように、無意識に食べてしまうことってありますよね。でも、それでは理想の体型からはどんどん遠ざかっていってしまいます。お腹が空いていないのに、感情的に食べてしまうことを「エモーショナルイーティング」と呼びますが、これを防ぐコツを会得すれば、太る機会を減らすことができそうです。
メンタルフィットネストレーナーである武内教宜さんの著書「ダイエットは『目標設定』が9割」(ごきげんビジネス出版刊)によると、本当の空腹であれば時間が経てば経つほど空腹が高まっていくそうですが、エモーショナルイーティング、つまり感情的な空腹の場合は、30分我慢すれば空腹はなくなるのだそうです。
また、「アップルテスト」を行う方法も紹介されています。これは、りんごを丸ごと1個イメージして、「今、りんごを丸々1個食べられる状態」であればお腹が空いているということ、「丸々1個は食べられそうにないな」と思ったら嘘の空腹の可能性があるとか。大事なのは、本当の空腹なのか嘘の空腹なのかを見極めることにあるといえそうです。
また、心理学者であるスーザン・アルバースさんの著書「お腹がすいていなくてもつい食べてしまうあなたへ」(サンマーク出版刊)では、「1分間呼吸運動を行う」「『プチプチ』をつぶす」「癒しのモチーフを身につける」「『死ぬまでにしたいことリスト』をつくる」「植物の手入れをする」などの対策が書かれていて、これらも参考になりますね。
もし衝動的に食べたくなったら、ぜひ試してみてください。