2021年のゴールデンウィークは外出を控えて家の中を整理する!と予定しているなら、事前準備をしっかりしておきましょう。手間を惜しまず次のようなことを実行すれば、「時間があったはずなのに全然はかどらなかった……」という失敗が防ぎやすくなりますよ。
■ゴールを決める
まずは、休みの期間に何を完了したいかを決めましょう。「リビングだけは終える」など部屋や場所で考えてもよいですし、「家中の棚を」など家具の種類で考えてもOK。「やりたいなぁ」と漠然と思っているよりも具体的な計画が浮かびやすく、モチベーションも高めやすくなります。「必ず終えること」と「余裕があったらやること」を分けて設定すると、さらに計画を立てやすくなります。
■購入品を洗い出す
物の置き場所を変えたり新たな収納家具を設置したりするときに、新しい収納グッズや家具が必要なら、早めに洗い出して購入してしまいましょう。片付けを始めて必要だと分かってから買いに行く方法だと、一度で必要なものが揃わないことが多く、作業が進まずに「面倒だな……次の機会にしよう」と挫折しやすくなります。先に必要物資を洗い出しておくことで必要経費が明確になり、実行するかどうかの判断もしやすくなります。
■余裕のあるスケジュールをつくる
家具の設置や物の片付け・整理整頓は、予定よりも時間がかかってしまうことが多いもの。「これくらいで終わらせたい!」という希望のスケジュールから、2~3割減らした計画を立てるとよいでしょう。急に用事が入ったり、思いがけず作業に時間がかかる場所が出てきたりしても、柔軟に対応することができますよ。予定通りに作業が進んで時間が余ったら、「余裕があったらやりたいこと」まで取り組むこともできますね。
「ものすごくきれいにしよう」と夢だけを抱いていると、せっかく頑張っても「あんまり変わらなかったな……」と満足できないことも。あらかじめ作業の内容や完了イメージを明確にしておくことで、想定外の出来事が減り、満足度も高まりやすくなります。家族の力を借りたい場合はそれぞれが効率よく動けるよう、家族会議を開いて計画を立ててはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)