ケーキのスタンダードといえば、生クリームに苺がのった「ショートケーキ」。でも、どうして“ショート”と呼ぶのかご存知ですか?
よく考えたら、ショートケーキのホールタイプは、とくにショート=短いというわけではないですよね。結論からいえば、ショートケーキのショートの由来は諸説あって、どれが正解かは分かっていません。
また、日本ではふわふわのスポンジ生地を使用していることが多いですが、イギリスなどではビスケット生地を使用しているものも。このように、国によってその形態や定義も違うようです。
名前の由来としては、植物油を原料とした食用油脂である「ショートニング」を指しているという説、早く短時間で作れる「ショートタイム」からきているという説、英語の「サクサクする」「ボロボロする」などの意味である「short(ショート)」という単語からきているという説などがあります。
ちなみに、苺のショートケーキを考案したのは、1910年創業の不二家だという説と1924年創業のコロンバンだという説があります。これも、豆知識として覚えておきたいですね。