お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が6月29日放送の「ちゃちゃ入れマンデー」(関西テレビ)に出演し、焼きそばに入れてほしくない野菜を挙げている。
この日の放送では関西の絶品グルメにスポットを当て、各地の人気メニューやこだわりの食し方などを次々に紹介。途中、焼きそばの本場である大阪で生まれ育った黒田は、焼きそばにマッチする具材に関するトークの中で「玉ねぎ単体は評価している」としつつ、「焼きそばに玉ねぎだけはダメ。入れたらアカン」と断言した。
これに東野幸治が「じゃあ、何を入れんの?」と質問すると、黒田は「豚肉とキャベツ」と主張。シンプルに作られた焼きそばこそが理想であると語るも、共演者からは栄養バランスが悪いとのツッコミが寄せられるも、焼きそばに栄養はいらないと一蹴。焼きそばを愛する身として、最後まで玉ねぎの投入を拒否した。
「もともと料理店での板前の経験があるほど手料理好きで、グルメな一面を持つ黒田。過去には、連日にわたって様々な食材を煮込んで味の試行錯誤を続けていたところ、ひと月のガス代の請求が1万6000円に達したというエピソードも持っています。そんな手料理好き、かつグルメな黒田が熱弁した、焼きそばと玉ねぎの相性の悪さ。スタジオではあまり共感を得ることはありませんでしたが、ネットではこの見解に賛同する声が多く見られ、『黒田さんに激しく同意。玉ねぎは不要!』『匂いも玉ねぎ感が強くて、水っぽくなるので個人的には入れないです』『超定番と言うならキャベツか豚肉が妥当』『玉ねぎが合わないのはよくわかる。しっかり炒めないと辛いし、辛みを抜くためにさらすと水っぽくなるし、効率も悪い』『焼きそばはシンプルイズベスト』などといった反応が殺到しています。
黒田と同じく自炊をする人からの書き込みも多く、キャベツ以外で焼きそばに野菜を入れるとすれば、もやしや人参、ピーマンなどを挙げる声がありました」(テレビ誌ライター)
YouTubeでは“史上初の煮込み専門チャンネル”と銘打った「くろだ煮」を開設し、馬のアキレス腱や牛テールなどを骨の髄まで煮込んでいる黒田。今回、焼きそばへの玉ねぎ投入をNGとする具体的な理由については言及しなかったが、何度か試行錯誤を繰り返した挙げ句、シンプルイズベストという答えに辿り着いたのかもしれない。
(木村慎吾)