タレントの小林礼奈が8月9日に公式ブログ「小林礼奈のブーブーブログ」を更新し、ネット上で自身に対する嫌がらせの書き込みをしていた人物を特定したことを報告した。
小林はこの日、「開示請求」と題したエントリーを投稿。缶チューハイとキムチ納豆をテーブルに並べる画像を貼り付け、「酒時間」「最近嬉しいことがあって心の中でカンパイした」と書き出した。
その“嬉しいこと”に関し、小林は「私への嫌がらせを粘着質に書き込みしてきた人がいたので、開示請求してもらったら、すぐ場所と名前と住所と電話番号までわかったこと」だと説明。「書き込みをした理由も聞きましたが理由も本当にしょうもない」と取るに足らない動機だったことを明かし、最後には「もっと捕まえないとね」と引き続き開示請求を行なっていく意向をほのめかした。
「小林といえば、6月に某ラーメン店でほかの客とのトラブルをブログに書き連ねたことで騒動に発展。とりわけ、そのラーメン店がどこなのかが特定されるような画像も添付してしまい、多方面からバッシングが集まると、中には『死ね』といった過激な誹謗中傷があったことをSNSでも明かしていました。もちろん小林側にもそうした批判を集めてしまう要因はあるものの、著名人に対する中傷は大きな社会問題となっており、正規の手続きを踏むことでこれに対抗した彼女には、『よかったよかった。これからは誰が書いたかわかるんだぞってなったほうがモラルが守られると思う』『すごい! これで変なヤツ、いなくなるといいね』『悪と戦うあやなさん強くてカッコイイ!』と背中を押すコメントが集まっています」(テレビ誌ライター)
一方、中傷コメントの抑止につなげたいとする思いがあるのであれば、より具体的なペナルティについても記載するべきとの指摘も寄せられた。
「小林は書き込みした人物の名前や住所、電話番号まで突き止めておきながら、『書き込みをした理由も聞きましたが、理由も本当にしょうもない』との説明のみで、具体的な法的措置や罰金などのペナルティに関する記載はありません。それでいて、“嬉しいことがあった”とし、『心の中でカンパイした』と挑発とも解釈されるようなメッセージだけは残しており、読者からすると、何が嬉しくて乾杯し、どんな制裁が下されるのかといった最も重要な部分が欠けていると言わざるを得ません。その点に関し、ネットでは『理由を問い詰めただけ? 慰謝料請求したらいいのに』『なんか嘘くさいな』『これ本当にやったのかな?』との反応や、『酒やつまみの画像を添付して乾杯とかは余計だと思う』『勝ち誇ってる場合なの』といった指摘も多く寄せられています」(テレビ誌ライター)
中傷コメントを行うことで実際にどのような社会的制裁が待っているのかを具体的に発信していけば、徐々にそうした被害も減っていくかもしれない。
(木村慎吾)