女優の大竹しのぶも登場した8月8日の東京五輪閉会式だが、NHKのテレビ中継では流れなかったシークレット映像が存在していたとネットで話題となっている。
テレビでは19時58分から22時20分の時間帯に生中継された東京五輪の閉会式。放送の最後は国立競技場の空撮映像で終了したが、実は続きがあったという。それが見られるのがNHK公式サイトに見逃し配信された閉会式の動画だ。
空撮映像がしばらく流れた後、突如画面が切り替わり、夕焼けを背にしたスカイツリーの画が映し出される。その後、男の子と女の子が登場し、2人の視点で競技を振り返っていくという内容だ。最後は順番に東京五輪のロゴと2024年のパリ五輪のロゴ、そして、フランス語で「またお会いしましょう」という意味のフランス語「ア ビエント」が表示される。
ネットでは《これが本編にないのが不思議。やはり担当者の感覚がズレているのか?》《いいと思うけど、なぜ本編で流さなかった? シークレットにする意味がわからん》《五輪は一発勝負の真剣勝負だよ。そんなイイ映像があったのなら本番で使わずしてどうするの》など、シークレット映像を評価する声とともに閉会式本番で使われなかったことに対する批判も多数寄せられた。
「閉会式の内容についてはとりわけ、構成に対しての批判が殺到しました。中でも大竹しのぶが登場したフィナーレに対してネットでは《なんで大竹しのぶ? あの部分、そっくりいらなかった》《大竹しのぶさんは素敵な役者さんです。ですけどね‥‥》など、疑問の声が続出。中には《全ては電通人事だから、大竹しのぶが出ることで利権を得る人間がいたってことだろうな》など憶測の声も飛び出しました。
さらに大竹が閉会式翌日、自身のインスタグラムで『私自身、今この時の開催に、全く疑問がなかったわけではありません』とコメントしたことから《じゃあ出演を断ればよかった》《後出しジャンケンみたいに言ってるようにしか感じ取れない》など批判も飛び出しました。コロナ禍に加えて数々の不祥事や失言、辞退、解任などのトラブルの中でなんとか形にしたとはいえ、やはり最後までちぐはぐな大会だったとの印象は拭えません」(芸能記者)
大竹のパートよりもシークレット動画を本編で使っていれば、評価はもう少し上向きだったかもしれない。
(柏原廉)