お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が8月17日放送の「アメトーーク!特別編」(ABEMA)に出演。闇営業騒動による傷心中に「ホッとした」出来事を明かした。
この日の放送は「雨上がり決死隊解散報告会」と銘打ち、宮迫は2019年夏の騒動から2年ぶりに同番組に出演。相方・蛍原徹と横並びで登場し、32年のコンビ生活にピリオドを打つことになったことを報告すると、スタジオトークではゲストに駆け付けた東野幸治、出川哲朗、ケンドーコバヤシ、FUJIWARAらと番組を盛り上げた。
途中、東野が宮迫のいない空白の2年間に「色んなことがありすぎて」と芸人の世界でトラブル続きだったことを振り返り、「宮迫、渡部大変やねん!」とぶっ込み。2020年6月に発覚したアンジャッシュ・渡部建の不貞をイジると、宮迫は「いや、ええねん! シー! シー!」と指を口の前で立てるポーズで制止した。
蛍原も「今日は渡部のことは置いといてください」と突っ込む中、宮迫は「僕の事件があってから、もちろん、その間は落ち込んでたんですけど、渡部の事件があった時に、ちょっとホッとしたとこあった。(自分を)超える奴がおったんかっていう、まさかの」と回想している。
「スタジオでは、2019年6月に宮迫がテレビの世界を追われてから現在に至るまで、フジモンの元妻・木下優樹菜によるタピオカ騒動(2019年10月)や、渡部の多目的トイレ不貞騒動(2020年6月)など、様々な不祥事が起きていたことについて、ケンコバらは『時系列がややこしい』と困惑。そうした中、すでにYouTubeでの活動を開始していた宮迫は渡部の不貞発覚に『ホッとした』とし、自らの闇営業騒動の上をいくインパクトがあったと表現しました。
この発言に対し、ネット上では『ここでそれ言う?』『たとえ本心でそう思ったとしても、、、それ、、、言っちゃダメだよ』『ホッとしたって、、いい性格してますね』『超えるやつがおった? あちらは解散してませんし、他の芸人さんが話すならまだしも、宮迫さんがネタにする立場にない』『そういうところですよ、宮迫さん』などの苦言が殺到。不貞の被害に遭った渡部の妻で女優の佐々木希にとっても、あの悲しい出来事があったことで『ホッとした』とネタにされるのは不愉快でしょうね」(テレビ誌ライター)
また、宮迫は雨上がり決死隊の解散を「熟年離婚みたいなもんですから」とも表現し、「熟年離婚やったら、蛍原さんは保奈美さんですけどね」と7月に離婚を発表したとんねるず・石橋貴明と鈴木保奈美を引き合いに出してコメント。蛍原は隣で苦笑いしながら「ようそんなこと言えるね、今」と突っ込んでいた。
この発言についても「解散発表の時までこんなこと言ってるからダメなんだよ」「このたとえは最低な行為」との批判が散見。つい口が滑ってしまったとはいえ、コンビとして有終の美を飾る舞台においてはあまり相応しい表現ではなかったと言えそうだ。
(木村慎吾)