「疲れている帰宅後に食事の準備をするのが億劫……」「もっと食事作りの時間を削減したい!」という場合は、次のような工夫で食事の準備の負担を軽減してはいかがでしょうか。
■副菜はルーティーン化する
主菜も副菜も、すべてを毎食分考えるのは負担が大きいですよね。そんなときは、副菜の“ルーティーン化”をしてはいかがでしょうか。
まずは、1~2週間(7~14種類)分の手軽に作れる副菜レシピを集め、順に作っていくだけの状態にします。副菜に取り入れたい食材をあらかじめ書き出しておき、すべてを使えるように栄養バランスを整えながらレシピを考えましょう。
副菜が単調な繰り返しでも、主菜を替えることで雰囲気を変えやすくなり、飽きにくくなりますよ。また、週によって順番を変えたり、調味料などは変えずに負担のない範囲で食材を入れ替えたりするなど、工夫次第で味や見た目に変化をつけることもできます。
■アプリやサイトを活用して献立を考える時間を削減
いま冷蔵庫にある食材で夕食を完成させたいけれど、思いつかない……。そんなときの救世主が、レシピサイトやレシピアプリです。食材を選択して作れる料理を表示するサービスがあるものを活用すれば、自分の代わりに献立を考えてくれ、レシピも確認することができます。冷蔵庫の中身を管理しておけば、仕事中・外出中の隙間時間に献立を決定することもできますよ。
■加熱方法を使い分ける
食材を電子レンジで下茹でしている間に、他の料理に使う食材をフライパンで炒めるというように、コンロを使って調理したいものと電子レンジで手軽に加熱したいものとに分けて同時進行できる段取りを組むと、コンロが鍋やフライパンでいっぱいになって次の料理の進行が滞るといったストレスを改善しやすくなります。
また、手を動かさずに加熱してくれる電子レンジを上手に活用することで、作業時間を捻出しやすくなります。
毎日のように行う夕食作りは、大変過ぎる方法では長続きしません。あまり時間をかけられない、もっとラクに続けたい、そんな場合はぜひ試してみてくださいね。
(Nao Kiyota)