瀧川鯉斗、「弟子だったら張り倒す」料理の食べ方を巡る発言に批判の声

 落語家の瀧川鯉斗が9月28日、トークバラエティ番組「やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です」(関西テレビ)に出演。料理の食べ方についてのこだわりを明かした。

 鯉斗は「トンカツに直接ソースかける人の意味がわからない」と主張。その理由として「せっかくサクサクにしていただいたものを、あえてベチャッと(ソースを)付けるところがどうかなと。味も変わる」と語った。その後も自宅で食べるのはいいが、「職人さんが揚げたての本当においしいやつにかけるって‥‥」と不満を述べ、最後はソースを直接かける人を「食通ではない!」と断言した。

 もう1人のゲストでお笑いコンビ・ロザンの菅広文が「後輩がよかれと思ってソースをかけるとかどうなんですか?」と質問すると、瀧川は「弟子やったら張り倒してますよ!」「所作を教えなきゃいけない、落語界は」と回答し、スタジオを笑わせた。

 また、瀧川は寿司についても持論を展開。それは「米にダイレクトにしょうゆを付ける人はダメ」というもの。その理由は「酢飯は職人さんが調節してくださってる黄金比の米粒」だからで、「そのまま食べるのが正解」だという。再び菅がさきほどと同様の問いを投げかけると瀧川は「張り倒します!」と回答した。

 スタジオを笑わせた一連のやり取りだったが、ネットでは《食通ぶった人のコメントって鬱陶しい。食べ方は人それぞれで、その人が美味しいと思って食べているなら、それでいいと思う》《マイルールじゃん。そんなもん押し付けて張り倒す発言とかやばすぎ》《自分の価値観と合わない人には暴力で言うこときかす。人間の本質は簡単には変わらない。べちゃべちゃのトンカツが好きでもいいじゃない》《「オレ昔悪やってたから、キレさせたらヤバいぜ?」の典型?》など厳しい声が殺到した。

「鯉斗は7月10日に配信されたネット番組『NewsBAR橋下』に出演した際、橋下徹氏とブラック校則やしつけ、体罰について対談。特に体罰については“信頼する指導者からなら容認”という立場で“体罰は一切ダメ”という橋下氏に反論され、ネットでも批判を浴びていました。今回の『キメツケ!』はもともと『勝手な決めつけ』をテーマに好き勝手しゃべるという構成。しかし、多少話を盛っていたとしても、自分と価値観が違う相手を、しかも後輩だったら『張り倒す』発言は冗談だとしても今はNGなのでは。ましてや鯉斗は体罰容認派ということで、発言にも真実味を帯びてきます。考え方を現代流に改めないと『弟子からの告発』なんて記事が出てくる恐れもあります」(芸能記者)

 元暴走族総長の肩書きを持つ鯉斗。時には暴力も辞さずという“総長気質”はいまだに残っているのかもしれない?

(柏原廉)

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