ついに我慢の限界か、はたまた、もううんざりなのか。
お笑いコンビのサンドウィッチマンが9月29日に行われたイベントで“好感度”に関する質問をNGにしていたことが30日、ニュースサイト「東スポWeb」で報じられた。
同記事によるとサンドウィッチマンは29日、「令和3年産宮城米取扱説明会及び新CM発表会」に出席。リポーターからの質問にも笑いを交えて答えるなど、イベントは盛り上がりを見せたが、その陰で“好感度”についての質問はNGとされていたという。
実はイベント前日の28日、ビデオリサーチ社が年間2回行っている「テレビタレントイメージ調査」が発表されたばかり。サンドウィッチマンは男性タレント部門で6連覇を達成しいたため、好感度調査に関する質問が予想され、NGを事前通達されたようだ。
テレビ局関係者の証言として、サンドウィッチマンの2人は「好感度が高いと言われるとやりづらい」と漏らしているといい、好感度の質問をされ過ぎてついにNGにしてしまったのではと推測している。
ネットでは好感度の高さゆえか《好感度高いのが嫌なんじゃなくて、高好感度芸能人って持ち上げられるのが嫌なんだろうな》《答えづらいだろうし6連覇ならもうこれについてのコメントはし尽くしただろうしね》《やたらと善人求められるのもしんどそう》など同情の声があふれている。
「サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしは今年4月に『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演。そこでゲストの中川家礼二に『伊達ちゃん、たまにブラックなことを言う。出番前に“好感度なんかどうでもいいや”ってポツリと急に言いだしたり、“誰も見てねえよ、こんなの”と吐き捨てるように言う』とバラされ、伊達も『人を傷つけないネタやりますねって(言われるけど)、そんなこと考えたこともない。傷つけてます、きっと誰か。全員傷つけないネタなんかない』『持ち上げられるのがもうしんどいです。いい人、いい人って、そんなことないですよ』と世間の印象と本来の自分たちに差があることを嘆いていました。
また、今年7月23日、NHKの東京五輪・開会式の直前番組に出演した際、富澤が聖火台はどのように点火されるのかという話題に対して『僕の中でプランがあって、いろいろあって、辞任、解任した人が勢ぞろいするんです』『どうなってんだと!(彼らへの)炎上の炎が聖火台にいくんじゃないかと』と発言。五輪開催直前まであった組織委員会の辞任・解任騒動をネタにしたブラックジョークを放っていました。あの発言も好感度一辺倒の状況から脱したいという気持ちがあったのかもしれません」(芸能記者)
やはり“好感度疲れ”が濃厚なようだ。
(柏原廉)