女優の深田恭子が10月6日、音楽特番「2021FNS歌謡祭・秋」にVTR出演。出演はコメントのみだったが、その様子に心配の声があがった。
深田の所属事務所は今年5月26日に深田が「適応障害」と診断されたことを公表し、以降は治療を優先して休養となった。その後、9月2日に自身のインスタグラムで「皆様に支えて頂き、与えて頂いた休養により、心と体も回復しまして、これから活動を再開していくことをご報告します」とし、活動を再開させた。
深田は同番組には「わたしのリクエスト」という企画コーナーで登場。過去放送分からもう一度聞きたい歌をリクエストするという内容で、深田は「2020FNS歌謡祭」で披露された、THE ALFEEと阿佐ヶ谷姉妹のコラボによる「星空のディスタンス」をチョイス。理由としては、テレビを観ていたらバラエティ「堂本兄弟」(フジテレビ系)で共演経験があったTHE ALFEEのメンバー・高見沢俊彦が出てきたので曲を聴いていると、同じくメンバーの坂崎幸之助のコスプレをした阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子が映り、その様子が「そっくりで何気なく歌っていて、さらに見入っちゃいました」という。「まさかまさかの展開でこれは大好きです。何度でも観たいです」と語った。
しかし、ネットではその内容よりも深田の様子が気になった人が続出。《表情を見ただけで、まだ復調していないことは一目瞭然。しゃべりも全く普通ではなかった。映画のキャンペーンのために無理に復帰させられた感じがする。もう少し休養期間をおかないと深キョンが壊れてしまうと思う。誰か助けてあげてほしい》《ゆっくり静養してほしい。誰も深田恭子さんを忘れたりしませんよ》《TV観てましたが、声がかすれて覇気がなくて観てる私が辛くなりました。大丈夫なのかなと言うよりは大丈夫ではないように感じました》など体調を気遣う声が相次いだ。
「深田は9月27日に主演映画『劇場版 ルパンの娘』の完成披露舞台あいさつで休養明け以来、初めて公の場に姿を現しましたが、その時も喋っている様子や以前よりもやせた様子などから《まだ回復していないのでは?》といった声があがりました。深田は19年の雑誌『婦人公論』のインタビューで『私、物事を途中で投げ出したことがないんです。というよりは、投げ出せなくって』と語っています。そういった性格が早期復帰につながったとも言えますし、逆に休養が長引くほど焦りやストレスが増すことも考えられます。今後は周りが深田の声を聞きながら仕事量を調節していくことがますます大事になっていくと言えるでしょう」(芸能記者)
いずれにしても、しばらくは姿を現すたびに心配の声が途絶えることはなさそうだ。
(柏原廉)