7歳と4歳のお子さんを育てながら、魅力的な美肌で女優やモデルとしても活躍する井川遥さん。彼女のようにキメが細かくて白い肌になるためには、「日本酒」が役立つことを知っていましたか?
「日本酒は米に麹菌や酵母菌を混ぜて作り出されます。この材料がお肌に良い影響を与えてくれるんです」。と言うのは美容ライター。いったいどの成分が、どんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。
「米に麹菌や酵母菌を加えると、発酵の過程で数種類のアミノ酸が作り出されます。アミノ酸は水分と結びつきやすいので、肌の角質に潤いを与える効果があります。また、コウジ酸という物質が、ほくろやシミ、ソバカスの原因物質であるメラニンの生成を抑制してくれるのです。つまり、保湿と美白の両方に役立つ成分が入っているんです」(前出・美容ライター)
ほかのお酒と比較すると、日本酒にはビールの約2倍、ワインの約5倍のアミノ酸が含まれているそうです。製造に関わっている方々や手などの肌がスベスベで白いのは、そういう理屈だったのですね。
「また、フェルラ酸という物質が細胞を活性化させて、老化を防止する働きがあることが知られています。つまり肌の再生とアインチエイジング効果も期待できるんです。それにアデノシンという物質が血管を拡張させて血行を良くするので、冷えや肩こりの解消にもなると言われています」(前出・美容ライター)
日本酒に含まれている有益な成分は100種類上あると言われています。他にも、鎮静効果やストレスを和らげるものもあるとか。ただし、もうわかっている通り、飲み過ぎは禁物。ほろ酔い程度にとどめて、様々な美容効果を引き出しましょうね。