元タレントの木下優樹菜が10月28日、開設したばかりのYouTubeチャンネルを更新。“タピオカ裁判”について言及するとともにタレント活動再開を報告した。
木下は2019年9月、姉が勤務していたタピオカ店とトラブルになり、同店オーナーに対して脅迫行為に該当するメッセージを送り付けていたことが発覚。これがきっかけで、2020年夏には芸能界からの引退を発表していた。10月27日に東京地裁から同店オーナーへの40万円の賠償支払い命令が下されると、翌28日、YouTube動画にてその胸中を語った。
髪を結び、白のシャツ姿で「今回の報道について」と題した動画に登場した木下。目には涙を浮かべながら、「判決が出ました。今回、自分がしてしまったことが脅迫ということになり、これを真摯に受け止めています。本当に嫌な思いをさせてしまった相手の方、不快な気持ちにさせてしまった皆さん、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。
また、騒動発覚から現在に至るまでの2年間に関して、「自分自身を見つめ直した2年にもなった」と表現し、「私はもともと言葉を人に伝えたりする時に、すごく瞬発的にストレートに物事を発してしまったり、あまり考えずに思ったことを言ってしまう性格でもありました」と反省。そうした性格が災いし、大きな問題となったことを「本当に2年間すごく痛感しました。本当に本当に申し訳ございませんでした」と重ねて謝罪した。
しかし、反省と後悔の日々だったという2年間も、自身を待ち続けてくれたファンがいたと振り返り、「やっぱりみんなの前に立って仕事がしたいという気持ちが強くて、この2年間、いろんな仕事も考えましたけど、この仕事しかできないと思いました」とした上で、「子どもたち、娘たちのためにも働きたい、働かなきゃいけないし、私も頑張りたいので、これからもまた一から活動させていただきたいと思います。これからもよろしくお願いします」と芸能活動再開を報告した。
「木下は昨年夏に芸能界引退を電撃発表するも、その後に開設したインスタグラムアカウントでは、広告塔として提携する企業のプロモーション活動を行うなど、実質的なタレント活動を継続。今回、彼女を悩ませ続けたタピオカ裁判に一応の決着が付いたことから本格的な芸能活動再開を発表するに至ったのかもしれませんが、これには『もう遅いよ。需要ないでしょ』『さすがに虫がよすぎるのでは?』『本当に反省してるならYouTubeで謝罪するより、タピオカ店に行って直接謝罪するのが筋』『まだ芸能界でやっていきたいと思える激強メンタルが羨ましい』などの反発が集中しています。
また、猛省したことをアピールし、何度も謝罪の弁を述べるも、判決が言い渡された27日の東京地裁には出廷せず。さらに、反省の日々だったという2年間には、インスタグラムで新彼氏のJリーガーとのラブラブ投稿をアップし、泥酔バーベキュー、そしてメーター部分にモザイクを施した“ワイルドスピード運転疑惑”投稿なども話題を集めており、これにも『恋愛ごっこ楽しむ余裕あっただろ』『派手な2年間に思えましたが』などとツッコむ声がありました」(芸能ライター)
謝罪動画が初投稿となった「木下優樹菜」チャンネルだが、10月29日時点で、記念すべき1本目の動画には4180の“高評価”に対し、1万8000もの“低評価”が付される不名誉なものとなっている。
今や十分な社会的制裁を全うしたとも思える木下ではあるが、世間からの目は厳しい状態が続いているようだ。
(木村慎吾)