11月1日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!」(テレビ朝日系)に出演した高岡早紀の発言に考えさせられた女性が少なくないようだ。
番組では芸能界デビューのきっかけをお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおから聞かれた高岡は「お金がほしくて」と回答。伊達から「動機が不純」といじられたが、実は幼少期からクラシックバレエを本気でやっていた高岡。海外留学のための資金をどうやって工面しようかと考えていたところ、当時コンテストの優勝賞金が500万円だった靴メーカー「マドラス」が主催する「第3回シンデレラ・コンテスト」を見つけて応募。優勝者はCMデビューが前提のコンテストだったが、高岡がそれを知ったのは受賞後。応募者4600人の中からグランプリに輝いた高岡は、同社のCMで故・岡田真澄さんと共演。1988年4月にCMソングの「真夜中のサブリナ」で歌手デビュー。翌1989年10月には映画「cfガール」で女優デビュー。1990年6月には日本映画の名作の1つとも呼ばれている「バタアシ金魚」に出演。高岡がセーラー服姿でプールに飛び込むシーンは今なお名シーンとして語り継がれている。
「ネット上では、高岡のようにバレエを習っていた女性は、年齢を重ねても姿勢が正しくシュッとしていて美しいから、自分の子どもが女の子ならバレエを習わせたい、女子にとって最強の習い事はバレエではないだろうかと議論されているようです」(女性誌記者)
芸能界デビューしたことで、バレエのために海外留学することは叶わなかった高岡。「結果、(芸能活動を)長くやってるから(海外留学しなくて)よかったのかも」とほほ笑む高岡を見る限り、バレエ界より芸能界のほうが合っていたと、誰もが納得するところだろう。