俳優の池内博之が12月2日、キューサイ株式会社の「ケール青汁40周年記念 事業発表会」に出席。農業にハマり、自ら野菜のケールを栽培していることを告白した。
池内は友人に誘われたことをきっかけに都内近郊で畑を借り「池’s farm」を展開。20年7月には自身の公式YouTubeチャンネル「池内博之の池channel」を開設し、そこで農作業の様子も随時動画をアップしているという。池内は農業について、まだ全然わかっていないと謙遜しつつ、「ケールは濃厚でおいしい。僕も食品衛生責任者の資格を取って、販売しようかな」と商品PRにも余念がなかった。池内は農業の魅力について「野菜の生命力、生き続ける強さがすてきだと思う。それをいただける、ありがたみ。学ぶことがたくさんあって、癒やされる」と語った。
ネットでは《なんで芸能人って農業に手を出そうとするんだろう》《農業にハマる人多いよね。杉田かおるも農業にハマって穏やかになってた》《芸能人が農業に手を出すとあぁ疲れてるんだなーって思う》といった感想が続出した。
「近年、農業を始める芸能人は着実に増えて行っています。始める理由は人それぞれですが、背景には東京の一極集中がなくなりつつあるということもあるでしょう。YouTubeの配信なら、必ずしも東京に住む必要はありませんからね。特に俳優や女優は仕事がある時以外はストレスの少ない地方に住むケースが増えており、そこから農業に挑戦する人も多いようです。土いじりは心身の健康にもいいと言われています。もうひとつはサステナビリティ(持続可能性)などの意識の高まりによって、農業も“コンテンツ”になるからです。
それを公言しているのがお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾で、自身のYouTubeチャンネルで田舎に土地を買い、農業やサウナ作りに挑戦する様子を配信しています。実際に池内も動画で農作業を配信していますし、俳優の山田孝之は“農園サロン”を作って、100%自給自足の生活を目指しています。もちろん、趣味や夢といった動機も大きいでしょうが、どうせやるなら収益や仕事、好感度アップにつなげない手はないわけです」(芸能記者)
今後も農業を始める芸能人はどんどん増えるかもしれない。
(柏原廉)