青森県を拠点とするダンス&ボーカルユニット・りんご娘の王林が12月13日放送の「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(テレビ東京)に出演し、東京の美容院で驚いた接客のエピソードを明かしている。
もともとは“農業活性化アイドル”として2000年に結成されたりんご娘だが、中でも王林は東京でのブレイクがひと足早く、青森と往復しながら仕事をこなすハードなスケジュールとなっている。ただ、最近ではコロナ禍の影響から、青森の美容院に通うことができず、東京の美容院を利用しているというが、そこでは思わぬ言葉の壁があるようだ。
王林といえば、素朴な津軽弁のイントネーションがトレードマークだが、それがネックとなり、東京の美容院では「標準語と関西弁も聞き取りづらくて」とのこと。ある日の出来事として、「(美容師から)『染みたりとかないですか?』とか聞いてくれたんですけど、今までそんなこと言われたことがなかったから、『死にたいとかないですか?』って聞こえて。『今のところないです』って答えました」とのやり取りを明かし、MCのお笑いタレント・博多大吉からは「(会話が)ギリギリ成立してるね」と突っ込まれていた。
「王林は、ほかにも天然エピソードには事欠きません。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の食レポでは、宮城県の蕎麦を食べた感想として、『カッチカチですね』とコメントし、共演者をヒヤリとさせたこともあります。また、『ZIP!』(日本テレビ系)の“週刊りんご通信”でも、元気にアルバム発売の告知を行うも、『リリースまで残り17カ月となりました!』とし、“17日“と“17カ月“を間違えてコメント。どこか憎めない、愛らしい天然発言の数々でファンのハートをしっかりとつかんでいます。
今回の美容院での『死にたいとかないですか?』のエピソードにも、ネットから『おもろ笑』『この方の方言やキャラは見ていて楽しくさせてくれます』『王林ちゃん、面白すぎる』『相変わらず、イイ味出してるね。ブレずに津軽弁話す王林が好き』『やっぱりその訛りが可愛い』との反応が飛び交っています。“染みたりとか”と“死にたいとか”という、まさかの聞き間違いにも関わらず、会話がギリギリで成立してしまうあたりにも、面白がるリアクションが集まりました」(テレビ誌ライター)
やはり王林は、都会よりも地元・青森の美容院に通ったほうが、余計なすれ違いが生じることもなく、ストレスフリーでいられるのかもしれない。
(木村慎吾)