ふかわりょう、「死語」の使用を擁護するもかつては小バカにするポジションだった?

 お笑い芸人のふかわりょうが12月15日、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)にレギュラーMCとして出演。死語となった言葉を使った時に笑われることに対して不快感を示した。

 番組では三省堂国語辞典が約8年ぶりに更新されたというニュースを取り上げ、「コギャル」、「スッチー」、「MD」、「テレカ」など約1100もの言葉が削除されたことを紹介した。

 ふかわは時代とともに使われなくなった“死語”について共演者たちとトークを展開する中でファッション用語についても言及。「ファッション用語も、結構入れ替わりあるじゃないですか。タートルネックも」と話し出すと、同じくMCのフリーアナウンサー・大島由香里が「ああ、タートルネックじゃなくて、『とっくり』みたいな」と同調。ふかわはさらに「今、『とっくり』とか『チョッキ』とか言うと、『何?』みたいな、ちょっと笑うやついるじゃないですか。そういうやつ大嫌いなんですよね。かつての言葉を使うことが、恥ずかしいことじゃない」と不快感をあらわに。

 ネットではふかわの主張に対して、《ふかわチョベリグ》《ふかわ、40代代表としてもっと怒ってくれ! 死語を使って何が悪い!》など賛同の声が多数挙がったが、一方で《ふかわだってネタでさんざん人の母ちゃん小バカにしたろ》《「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」とか言ってたじゃん》《お前、タートルネックをまだとっくりって言ってるのか》などふかわの持ちネタと絡めてイジる声も。

「ふかわは若手の頃、長髪に白いヘアバンド姿でエアロビクスの動きをしながら『あれ、この表札、カマボコの板じゃない?』『お前ん家、天井低くない?』『おまえんちの母ちゃん、いつもジャージだな』など嫌いな相手にちょっとしたダメージを与えるひと言ネタ『小心者克服講座』で人気を博しました。そのネタにちなんで、ふかわをイジる声が挙がっているようです。ある意味ブーメランかもしれませんね」(芸能記者)

 かつては、ふかわは“ちょっとしたダメージ”を与えていた側だったが、今は逆になってしまっているようだ。

(柏原廉)

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