カナダの語学学校に留学中のお笑いコンビ・オアシズの光浦靖子が12月16日放送のラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)に生出演し、早くも10代のクラスメートとイザコザがあったことを明かした。
現在は、「いろいろ手続きやら、なんなりでどうしても」と日本に一時帰国中だという光浦。留学してからおよそ3カ月が経過し、タレント・大竹まことから「水があってる?」と聞かれると、「1人、親友ができて。面倒を見てくれて。10代にいじめられた時に、その子が『気にすんな』って」と何かと世話をしてくれる友人ができたという。
しかし、大竹は「10代にいじめられた」との箇所に着目し、すぐに「いじめられたって?」と反応。光浦は「ガン無視された」と笑いながら振り返った。
「架空の商品を売り出すサラリーマンの気持ちで売り出しましょう」というグループワークでのプレゼン授業で、“事件”は勃発。光浦によると、「みんな働いたことのない10代ばっかりで、トンチンカンなことばっかり言ってる。なんか軸がズレてるなあって思いながらやってた」といい、社会経験の豊富な彼女が主導権を握ろうとするも、そこへ、入学したばかりの10代の「イキがってる子」が出現したという。
光浦は、その10代から「“アジア人の50代のババアがなんでこんなところにいるんだよ”みたいな、かまされちゃって、最初。無視されちゃって」と先制パンチを食らってしまう。「私だけを無視する」という状態が続き、すぐに28歳の親友に相談したところ、「先生にチクろう」「いじめられたからグループを変えてくださいって」とけしかけられ、教師に直訴したという。すると、55歳の教師は「たまにいるんだよ、年寄りをバカにするのが。僕も何十回も経験したよ。イージー、グループ変えとくね」と話が早く、スムーズな対応だったようだ。
現在では、その「イキがってる」10代の生徒とも仲直りし、イザコザがあったのは最初だけだったと説明。また、語学の習得を加速させるべく、今後はカレッジに通い、料理の勉強を始めるという新たな計画も練っていることを明かした。
「異国での生活という新たな環境に身を置いているだけでなく、50歳で10代や20代らとともに語学に励む姿には、ネット上には『光浦さん、物凄いバイタリティ! 本当に尊敬します』『若い生徒さんと同じ教室で学ぶ勇気にすごいなと思います』『行動に移して頑張ってる姿、尊敬します。無理せず、体に気をつけて、頑張ってくださいね。応援してます』『何をやるにも人間関係よくないとうまくいかないよね。仲が修復したそうでよかったよかった』などのエールが。女芸人の中でも特に繊細かつナイーブな性格として知られる光浦だけに、異国で若い世代と交流する上でのトラブルや衝突を心配し、背中を押して応援する人が多いですね」(テレビ誌ライター)
なお、肝心の語学の進展状況について、当初は「1年あれば英語をマスターできると思ってた」という光浦だが、「3カ月経ったのにアレ? 何も聞き取れない」と嘆き。英語の習得にはまだまだ時間が必要だということを痛感したという。
環境への適応や人間関係、語学の難しさなど、様々なチャレンジに臨みつつ、目標である“英語を生かした仕事”につなげられるよう奮闘してほしいところである。
(木村慎吾)