お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が1月25日、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)にゲスト出演。恒例の“大島イジり”をオワコン化されそうになり、抗議するひと幕があった。
番組中、MCの中居正広から「どうですか、児嶋さん。大島とかもう言われない?」と突然振られた児嶋は、「(言ってくる人は)めちゃくちゃいますよ」と反論。続けて中居から「まだいるの?」ととぼけられると、児嶋は「いるに決まってるだろ!」とツッコんだ。そこにお笑い芸人の陣内智則が「確かに、もうちょっと恥ずかしいですよね」と乗っかると、中居は「もうちょっと俺はもう‥‥。俺、しばらく(大島イジりは)やってないと思うよ」と発言。陣内はさらに「もうあの遊び飽きた」と“オワコン化”を告げると、児嶋は「コラッ!」とツッコみつつ「俺、それで食ってんだから」と抗議した。
中居はさらに周りで“大島イジり”が増えてきたことを指摘しつつ、「ああいうのを見てると、俺なんかが言うのも恥ずかしいなって」と語ると、児嶋は「(周りが)そうなったら終わりなんですよ、コレ」「ちゃんとやってくれないと、これ、伝統芸能だと思って」と中居を諭し、スタジオは笑いに包まれた。
ネットには児嶋が強調した“伝統芸能”に対して《児嶋さんのは周りから言ってもらってこそできる芸》《イジりではなく個人的には挨拶のような、ある意味様式美を感じる笑》《児嶋だよ、は挨拶みたいなものかと思ってた》《お決まりになってるよね。嫌いじゃないけど個人的に面白くはない》など好き嫌いを含め、お決まりの流れだと感じる声が多数書き込まれた。
「今でこそ、児嶋といえば名前を呼び間違えられて『児嶋だよ!』とツッコむのがお決まりの流れになっていますが、その最初は児嶋自身もおぼろげだという記憶によると2011年頃と言われています。当時、同世代芸人との共演も増え、楽屋のノリのままの雰囲気でイジられる児嶋を見て、先輩芸人のダウンタウンや明石家さんまもイジりはじめたことで現在の“大島イジり”や児嶋のイジられキャラが確立されました」(芸能記者)
大物芸人たちが拾ってくれた笑いだけに、児嶋もオワコン化させるのは惜しいのかもしれない。
(柏原廉)