俳優の松山ケンイチが妻で女優の小雪のことを“嫁”呼びから“妻”呼びに変えていることを1月30日、ニュースサイト「WEB女性自身」が報じた。
同記事によると、松山は約1年前に「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に出演した際、何気なく小雪のことを“嫁”と発言したところSNS上で「嫁という言葉を使ってほしくない」と非難の声があがったのだという。
そのため、小雪から“妻”呼びにするようにアドバイスされ、家族の話題が出る際は必ず意識しているという。実際に松山は1月27日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に出演した際、持参した鹿肉の食べ方を紹介しながら「(鹿肉に)麹とかハーブを入れて漬けていて、妻がやってくれていて。すごいおいしいですよ」としっかり“妻”呼び。記事の最後は1月28日から公開中の映画「ノイズ」とかけて、「小雪の的確なアドバイスがあればもう“ノイズ”が聞こえることはなさそうだ」と締められている。
しかし、ネットでは《何で嫁で炎上? 夫婦でお互いが嫌じゃない呼び方なら他人がとやかく言う必要はない》《自分的には嫁は好きではないけど、自分の好みを他人に押し付ける人はもっと好きじゃない》《話の流れで奥さん嫁ツレ家内ワイフ(笑)どう呼ぼうがどうでもいいわ。小雪さんと松ケン、仲がよさそうでなにより》など、今度は松山を擁護する“ノイズ”が続出。
「配偶者の呼称については芸能界でもたびたび話題になるところ。過去には20年12月の『スッキリ』(日本テレビ系)で“嫁”呼びの是非について特集。昨年2月には松山の件が話題になった直後、脳科学者の茂木健一郎氏が自身のツイッターで“嫁”呼びについて『僕は別に言葉狩りをしようとは思わないけど、正直、苦手で嫌いな表現です』と苦言を呈しました。同年8月には俳優の向井理が『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した際、妻で女優の国仲涼子とのエピソードを話す際に“妻”呼びしたことで称賛を浴びました。
最近では1月28日、タレントの大倉士門が『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演した際、現在交際中の池田美優について“相方”と表現したところ、ネットでは《私は違和感だけど、普通なのかな?》《相方って呼ぶ人は自己主張強めな人が多く、何となく苦手》など違和感や嫌悪感をあるとするが続出しました。また“旦那”“主人”といった呼び方も女性タレントがすると批判や苦言が集まるようです。
言葉本来の意味は大事でしょうが、こだわりすぎるのも窮屈と言えるかもしれません」(芸能記者)
どんな“ノイズ”も気にしないのがいちばんかもしれない。
(柏原廉)