人生や生活の質(QOL)を向上させるため、またはキャリアアップを目指すために、読書や資格取得のための勉強をしているけれど、勉強するだけになって実生活や仕事に変化がない……。そんな勉強の仕方ではもったいないですよね。せっかくの学びを“実践に役立てる”には、次のような工夫がオススメです。
■自身の生活やビジネスに置き換えながら学ぶ
「実際に日々の生活に役立てるとしたら?」「ビジネスに応用するとしたら?」という意識を持ち、具体的なイメージをしながら学んでいくと、実践に向けて行動しやすくなります。「ふーん」「なるほど」で終わるのではなく、「これはこういう場面で活用できる!」というひらめきにまで落とし込んで、忘れないようにメモをしておきましょう。
■小さなことから試してみる
学んだことのうち、今すぐにできそうなものから実践してみることも、実生活に生かす重要なポイントです。「こういう場面で活用できる!」と思いついたことのうち、より簡単に実現できそうなことから取り組み、すぐに効果を実感していくことで、より難しい課題にも取り組みやすくなります。
■人に話してみる
誰かに教えられるくらいその分野に精通したいと思ったら、教えてみるのがいちばんの近道です。誰かに話してみると、「あれ、あそこはどうなっていたっけ……?」と、案外理解しきれていない部分に気付くもの。その都度学び直していくことで理解や知識が強まっていき、悩んでいる人へのアドバイスなどもできるようになっていきます。
まずは自分で活用してその効果を実感したり、アウトプットをして理解を深めたりすることで、自分自身の生活や仕事に生かしたり、人に教えたりすることができるようになります。ぜひ、学んでいる最中から行動し始めて、自分の武器にしてくださいね。
(Nao Kiyota)