「自己流の家計管理で何とか過ごしているけれど、このままでちゃんと必要なお金を貯められるか不安……」
いまの家計管理法を続けることに不安がある場合は、次のような方法で“学ぶ”のがオススメです。問題点や適正な目標を明確にして、自信を持って家計管理に取り組めるようにしましょう。
■ロールモデルをみつける
すでに試行錯誤を経てさまざまな学びやアイデアを持っている人に、家計管理のコツを教えてもらうことができたら心強いですよね。
なので、SNSやYouTubeなどで家計管理について発信している人の投稿の中から、自分と同じような目標を設定している人や家計水準が似ている人の取り組みをみつけましょう。具体的な方法や取り組みの結果を知ることができ、日々の生活に取り入れやすい形で情報収集をすることができます。どんな方法が自分に合っているかをみつけるためにも、さまざまな人の実践を比較して検討するのもよいでしょう。
■税金やお金にまつわる制度を学ぶ
毎月どのくらいの税金を支払っているのか、将来もらえる年金はいくらくらいなのか、申請すればもらえるお金はあるのかなど、家計改善や将来に向けた貯蓄計画の参考になる知識を持っておくことも重要です。自分に関わる制度だけでも確認するようにすると、「知らなかったから損をしていた……」という事態を防ぎやすくなりますよ。
その際、“お金の教養”をまとめた本や、お金にまつわる幅広い知識を問われるFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格試験用の参考書を手に取ると、どのような制度があるのかを知ることができます。
今の管理方法のどの部分を見直すべきか、どのように変えていくと目標を達成できるのか。これらを明確にすることが家計改善の第一歩です。自身の家計をみつめるだけでは気付けないことは、さまざまな人の実践法やお金の知識を吸収することで補い、改善していってはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)