モデルでタレントの藤田ニコルが2月6日に自身のツイッターアカウントを更新し、芸能界の新型コロナウイルス感染対策について言及した。
藤田は5日、新型コロナ検査で陽性となったことを報告し、「日頃の感染対策はしていました。お友達と遊んだりもしばらくしていません。仕事しかしていません。今現在熱は下がってきています。ピークは熱が39度まで上がり咳と喉の痒み、吐き気や関節痛でまともに動けませんでした」と、容体や日頃の感染予防意識について綴っていた。
また、1月24日のツイートでは、「職業柄マスクを外す機会が多いから守りようもなくて毎日ひやひやしてる」と、撮影中にマスクを着用できない悩みを吐露。それからしばらくして実際に感染してしまったことから、6日の投稿でも「こう呟いていた1週間ちょっと後でこれだからな」「何か少しでも対策が変わればいいなと思う。マスクは大事です」とマスク着用の重要性を呼びかけた。
「2020年3月31日、まだコロナ禍に突入したばかりの頃から、『私も敏感になりすぎてるのかな、敏感でいていいと思うけど、打ち合わせとかしたりする時マスク外したりつけたりされてると、私も撮影されながらだと仕事柄つけれない事もあるから、ちゃんとつけるならつけてもらいたい、、』とツイートするなど、感染対策への高い意識を持っていることをうかがわせていました。
芸能人がマスクを着用することなくバラエティ番組の撮影に臨んでいる点は、かねてよりネット民からも疑問の声が上がっていましたが、なかなか芸能人の口からそうした物言いが出ることは珍しく、『これを言うだけでも違ってくるんじゃないの』『芸能人もマスクしてテレビに出たらもう少し防げるんじゃないかなって心から思います』『よく言った』『正しいSNSの使い方』『藤田ニコルを見直した』『本来はテレビ局や番組を制作する側の人間が注意喚起すべきなのに、ノーマスクがデフォルトになってるのはどうなのか』などと賛同の声が寄せられています」(テレビ誌ライター)
従来の変異株よりも感染力が高いと伝えられているオミクロン株だけに、マスク着用だけではなかなか感染を防ぎ切れるものではないかもしれない。だからこそ、最低でもマスク着用の徹底をルールとし、芸能界も対策意識を考え直す時期に来ているのかもしれない。
(木村慎吾)