9月17日公開の映画「怒り」で妻夫木聡が見せる“濡れ場”が話題となっている。予告編でその一部を見ることができるのだが、息をするのも忘れてしまうほど濃厚なキスをかわしているのだ。ただし、相手は綾野剛。つまり男同士の“BL”シーンだ。
妻夫木聡が演じるのは、おしゃれな都会暮らしを満喫するエリートサラリーマン優馬。そんな優馬はある日ハッテン場で綾野演じる直人と出会い、なかば強引に体を奪ってしまう。その日から2人の奇妙な同棲生活が始まるというストーリー。予告編で流れるのは、そのハッテン場での初契りのシーンだろう。さらに、ベッドの中で妻夫木が綾野を後ろから抱きしめる場面も盛り込まれている。
「どちらもかなり衝撃的なシーンになっています。キスシーンは薄暗い中で仰向けになった綾野に妻夫木が覆いかぶさり、激しく唇を重ねているのが見てとれます。とても演技には思えないぐらい濃厚で、現実に2人が愛し合っているのではないかと勘ぐってしまいますね」(映画関係者)
世の男性たちは興味ないかもしれないが、女子たちはこのシーンでモンモンしているという。
「『BL(ボーイズラブ)』はイケメンの男同士が愛し合う姿を楽しむもので、オタク系女子の中では完全にひとつのジャンルとして確立しています。妻夫木と綾野のシーンはそんな彼女たちの理想だと言えるでしょう。話によると、このシーンを何度も何度も繰り返して観ている女子もいるそうです」(週刊誌記者)
BLの心理を理解するためにも一度観てみてはいかがだろうか。