2月18日深夜放送の「久保みねヒャダこじらせナイト」(フジテレビ系)にゲスト出演した松平健。共演者のヒャダインは、コロナ禍で「マツケンサンバII」の素晴らしさを改めて感じたそうで、その魅力を広く伝えるために「英語でもツイートしたり、ずいぶん前から勝手に広報活動をやっていた」と熱弁。さらに昨年末に放送された「NHK紅白歌合戦」ではスケボーに乗って登場して「マツケンサンバII」を歌ったり、競馬の「有馬記念」と「マツケンサンバII」のコラボCMが放送されたりと第2次ブームを迎えていることを称えるシーンも。
しかし、かねてより音楽学者の輪島裕介教授が唱えていた「マツケンサンバはサンバではない」との説にヒャダインも同意。その理由として「サンバでは使用しないボンゴが歌詞の中に出てくる」「サンバでなくむしろマンボ」と指摘。「実は僕も知らなかった」と、その事実を知った時に松平が驚いたことも明かされた。
「そのほかにも、『マツケンサンバII』の誕生秘話として、松平本人がブロードウェイなどのショーを観て、演者がキンキラキンのドレスを着ていることから着想を得て、日本ではあまり販売されていないキンキラキンの生地をニューヨークで購入。それを着物に仕立てて、『松健音頭』『マツケンマンボ』と曲のテンポがどんどん速くなっていった結果が『マツケンサンバII』だったことなども明かしました。そのためネット上には『上様が思いほかの気さくでびっくりした』という声が数多くあがっているようです」(女性誌記者)
高校を中退した17歳時、愛知県から東京・成城にあった石原裕次郎の自宅に押しかけ、内弟子にしてもらおうとしたけれど断られたエピソードもサラリと明かした松平。「マツケンサンバII」は松平が歌って踊るからこそ、人を明るく楽しくおおらかな気持ちにさせてくれるのだろう。