「仕事は手を抜かずに勉強時間も確保したい! でも、帰宅する頃には疲れていてやる気が出ない……」
自分磨きやスキルアップのために勉強したいと思っていても、なかなかその時間を確保できずに悩んでいませんか? 限られた体力・時間の中で学びの質を最大限に高めるには、次のような工夫を取り入れるのがオススメですよ。
■休養時間を確保する
疲労や眠気を無視して無理を続けては、体調を崩したり仕事に向かうコンディションが整わなくなってしまったりして本末転倒です。集中力や吸収力を高めるためにも、心身の健康を重視しましょう。休養に徹する日と勉強に集中する日を分けてスケジューリングしたり、最低限確保する睡眠時間を決めてそれ以上の夜更かしをしないようにしたりするのがよいでしょう。
■勉強時間より成果を重視する
「平日は2時間勉強する」というように勉強を“時間”で管理すると、ダラダラと集中せずに取り組んでも達成感を得やすくなってしまいます。効率よく確実に新しい知識を吸収するには、日々の勉強で“確実に身につける”意識を持つことが重要です。
「第◯章を理解する」「○○の理論を説明できるようになる」などのように、具体的な目標を立てて達成するまで取り組むようにすると、集中力や成果が上がりやすくなります。予定よりも早く終わらせることができれば早く終えてよいルールにして、モチベーションを高めるのもよいでしょう。
■期限を設ける
「いつかできるようになりたい」という漠然とした目標よりも、「いつまでに何をできるようになっていたい」という明確な目標の方が、学ぶ意欲や効率を高めやすくなります。資格試験のための勉強ならば自然に期限が設けられますが、そうでない場合も自身で目標と達成までのスケジュールを立てて、緊張感を持って取り組みましょう。
頑張り過ぎもサボり過ぎも、うまくいかない要因です。安心して学びに没頭できるように、自分に合った続けやすい方法をみつけてくださいね。
(Nao Kiyota)