初対面の相手との会話って得意ですか?
相手があまり話し好きではないタイプだと、沈黙が長く続いてかなり気まずい空気が漂ったりしますよね。そこで、相手が自分のことをより話しやすくなるための方法を紹介していきましょう。
■カウンセラーも使う負の自己開示
心理カウンセラーは、人の話を聞くプロです。しかも、かなり話しづらい内容を話してもらわなければなりません。そこで使っている手法のひとつが「負の自己開示」。自分のマイナス面を先に話すことで、相手により深い話をしてもらいやすくするというテクニックです。これを使えば、付き合う前の相手でも恋人でも、より深い話ができるようになります。
■負の自己開示ってどうやって使うの?
具体的に負の自己開示の方法をみてみましょう。例えば、相手に「私、この前買い物に失敗しちゃって」などと伝えてみます。どんな失敗だったのかを面白おかしく話してもOKです。そうすると、なかなか会話をしてくれなかった相手も、自分の失敗談などについて話してくれやすくなるのです。
■相手が話したら聞き役に回る
このようにして相手が話す内容を示してあげると、かなりの確率で話し始めてくれます。問題はこの後。「分かるー。実は私も……」などと、話の主導権を奪ってはいけません。相手が楽しそうに話している間は、聞き役に回りましょう。相手の話がひと段落ついて次の話題がなくなったら、別の話題を振ってみてください。
自分の失敗を話すなんて恥ずかしいと思うかもしれませんが、そこは相手との関係を進展させるためだと割り切って。多少の失敗談なら、相手はあなたの“隙”として認識してくれるはずですよ。その隙が、完璧っぽさをなくし、親しみやすさを生み出してくれるのです。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。