俳優でタレントの渡辺徹が5月8日放送の「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演し、かつてのスレンダーだった時代を懐かしんだ。
ふくよかな体型で知られる渡辺だが、1981年放送の人気ドラマ「太陽にほえろ!」(日本テレビ系)の新人刑事役でデビューした際は、細身のイケメンで女性ファンも多かった。
番組では、20代だった当時の渡辺の写真を紹介し、お笑いコンビ・ビスケッティの佐竹正史は「誰だこれ? まるで別人じゃないか! 一体、『太陽にほえろ!』の時代から何があったか知らないが、なぜか癒されるじゃないか」とイジり。さらに、人生で最も太っていたという30代の頃の比較写真も添えられ、渡辺は「69キロが左、右が130キロ」とそれぞれの体重を告白。実に61キロもの差があったと説明した。
しかし、これまでに何度も体型のイジりを受けてきた渡辺は「よく『デビュー当時はやせていたね』と言われるんですけど、俺デビューして今年で41年になるんですよ。やせてたのは最初の半年だけなんです。もうそろそろ太ってるのに慣れてくれって」と主張し、スタジオを盛り上げた。
「そもそもは演出家になることを夢見て劇団『文学座』の門をくぐるも、直後に『太陽にほえろ!』に大抜擢され、すぐさま役者としての人気を獲得。渡辺本人も当時を『あまりにも顔がよかったので』とドヤ顔で振り返り、番組MCの千原ジュニアは『確かにかっこええわ』と20代前半の頃の渡辺を絶賛していました。ネットにも『渡辺徹さん、若い頃めちゃめちゃカッコよかったですよね』『太陽にほえろの頃はスリムでカッコよかった』『本当にスリム体型で顔もハンサムで、“古河のプレスリー”と呼ばれていたこともあった』と当時の姿を称える反応が多く、中には『ポスト松田優作が現れたと話題になりました』といった声も。
しかし、渡辺自身、その時期は“最初の半年”ということで、『時が経つにつれ肥えていきましたね』と振り返る人や、『太陽にほえろでの殉職シーンはリアルタイムで見てるんだけど、その頃はもうぽっちゃりしてたよね』と、ドラマ出演中から渡辺のボディがボリュームアップしていたと証言する人もいました」(テレビ誌ライター)
渡辺の恰幅のよさになかなか世間が慣れないのは、やはりデビュー当時のズバ抜けたイケメンぶりが原因なのかもしれない。
(木村慎吾)