俳優の水谷豊が脚本、監督を手掛けた映画「太陽とボレロ」(6月3日公開)の東京プレミアが5月23日に都内で行われ、主要キャストの檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリアと水谷監督が登壇した。
今作は、クラシックのオーケストラを題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を描いている。
主人公・花村理子を演じた檀は「嬉しいのと、自分の手元から旅立っていく寂しさと、一人でも多くの方に見ていただきたいですし、複雑な気持ちです」と心境を吐露した。水谷監督は、コロナ禍によって撮影が1年延期されたこともあり「奇跡にように感じています」と感慨深そうに語った。
トランペット奏者の田ノ浦圭介を演じた町田は、水谷監督との撮影現場について「毎回刺激的で、こんな時間をずっと過ごせたらいいなと思うくらい夢のような時間でした」と振り返った。
「今作で、俄然注目を集めたのは、劇団EXILEのメンバー・町田です。なぜなら、主演の檀と石丸は、水谷主演ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)つながりでのキャスティング。そこに町田が入ったのは、5代目相棒の布石ではないかとささやかれているからです。今年、32歳を迎える町田ならば、若返りを図りたいドラマ制作サイドの意見とも合致しますからね」(週刊誌記者)
いまだに発表のない5代目相棒。一体誰になるのか、相棒ファンの興味は尽きない。