タレント・有吉弘行が5月22日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)に出演し、東京ディズニーリゾートで5月19日に開始した新サービスについて言及した。
この日の放送では、行列回避の新機能として注目を集める「ディズニー・プレミアアクセス」に関する話題に。同サービスは、東京ディズニーランドやディズニーシーで長蛇の列を作る人気アトラクション「美女と野獣」や「ソアリン:ファンタスティック・フライト」を対象としたもので、1施設につき1回2000円を追加で支払うことにより、それらのアトラクションを時間指定で予約することができるというもの。
この新サービスにより、対象アトラクションの待ち時間を大幅に短縮することができ、効率的に園内を回ることが可能になる。しかし、1人につき2000円を追加で支払うという点には、「チケット代だけでも高いのにさらに高額になる」「家族5人で行ったら1万円の追加か」など、微妙なリアクションも上がっている。
有吉は、同サービスの対象アトラクションである「美女と野獣」を楽しんだ際の思い出を振り返り、「フワーッて回るやつ。“美女と野獣のあの2人の舞踏会に私も参加しているわ~”みたいな感じ。2000円払ってでも乗りたいなぁ~また~」と上機嫌にコメント。共演者から、そのワザとらしい口調を突っ込まれつつ、「あの晩餐会に参加できるんだったら2000円払っても損はないわぁ~」と、ディズニー・プレミアアクセスの導入には賛成のようだ。
続けて、「まぁ、でも、払う人はいっぱいいるだろうね、当然ね。だって便利だもんな」とサービスのメリットを指摘すると、「“せっかくだから”耳付けよう、“せっかくだから”Tシャツ着よう、“せっかくだから“2000円払って乗ろう”ってなりますよね」と来場者の心理を想像していた。
「現時点で同サービスの対象アトラクションとなっている『美女と野獣』『ソアリン』の2つは、入園時間直後からスタンバイパスの申請が殺到するほどの人気ぶりで、最終的にいずれのアトラクションにも乗ることができなかったと嘆くファンもいます。よって、有吉と同じくプレミアアクセスの実施を喜ぶ人も多く、とりわけ、年に何度もディズニーリゾートを訪れることができない人にとっては、ありがたいサービスだといえるでしょう」(テレビ誌ライター)
コロナ禍では大きな経済的打撃を被ったとされるディズニーリゾートだけに、苦渋の決断ながら、こうしたサービスの導入は様々な観点から必要なものだったのかもしれない。
(木村慎吾)