友人や知人、よく知っている芸能人の結婚や出産のニュースを聞いたときなどに、「悔しい!」と妬んでしまうことってありませんか? もしそれが頻繁にあるなら、あなたは“劣等感”が強いのかもしれません。
社会心理学者である渋谷昌三さんの著書「面白いほどよくわかる! 他人の心理学」(西東社刊)によれば、人は他者との比較において自己の優劣を決めがちであり、自尊感情が低いほどその傾向が強くなるのだとか。
人の幸せなニュースを聞いて卑屈になったり、「あの子、ブスなのになんで結婚できたの?」と相手を否定したりするのは、劣等感が刺激された証拠なんだそうです。
この感情から解放されるには、自尊感情を高めて、他者との比較で一喜一憂しないことが大切とのこと。ちなみに 自尊感情とは自己に対して肯定的な評価を抱いている状態のこと。自己肯定感と言い換えられることもあります。
日本人はとりわけ諸外国の人よりも自尊感情が低いといわれているため、妬みやすい国民性なのかもしれませんね。自己肯定感、高めていきましょう!