好きな人を目の前にすると、「ドキドキしてうまく話せない……」ことってありませんか?
そんなときこそ、心理学の出番です。事前に「こうすればOK」という情報をインプットしておけば、いざというときに焦りません。では、どう話せば好かれやすいのか? ポイントをまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。
■ゆっくりめのスピードで話す
緊張すると早口になりませんか? でも、1分間に原稿用紙1枚(400字)くらいを話すゆっくりめのスピードのほうが、相手にうまく感情が伝わります。信頼感を得やすいのです。とはいえ、実際の会話のときに秒数や話した言葉を数えるわけにもいきませんよね。なので、“少しゆっくり話す”くらいの気持ちでいればOKです。
■名前を呼びながら話す
自分の名前を呼ばれると、人は相手に好意を持ちやすくなります。とくに、ある程度親しいなら、苗字より下の名前で呼ぶほうが親密度はアップします。なので、会話中は意識的に名前を呼んでみてください。ただし、やり過ぎは禁物。1時間に数回までくらいがちょうどいいです。それを超えるとわざとらしくなっていまいます。
■語尾を真似る・うなずく
誰しも、自分の話をよく聞いてくれる人って好きですよね。どんなに好きな相手でも、話を聞いてもらえないと「私には興味がないんだな……」と感じ、相手への好意が薄れます。なので、彼が話しているときには“ちゃんと聞いています”の意思表示をすることが大切です。彼が「昨日眠れなかったんだよね」と話したら、「眠れなかったんだ……」「うん。そうだったのね」と、語尾を真似たりうなずいたりしましょう。この2つのテクニックを織り交ぜながら、話してみてください。
好きな人がいるなら、まずはこの3つをインプット。そして、デート中に会話が弾まなくても焦らず、一つひとつ実践してみてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。