2021年8月に「見た目がカッコいい」との理由で静岡県某所にある3億円の豪邸を購入したユーチューバーのはじめしゃちょー。4階建てで、コンクリート打ちっぱなしというオシャレな外観と、まるで南国リゾートのようなヤシの木が植えられた住環境は、さすがトップユーチューバーといった雰囲気ではあるが、入居後、すぐにライフラインに関する問題が発生していた。
その豪邸、電気、ガス、水道が開通しておらず、ユーチューバーにとっての生命線であるインターネットがつながっていないことが判明。その後、ライフラインを開通させることはできたが、あまりの豪邸がゆえに、ガス代が20万円を超えるなど、トラブル続きに。
今年7月3日にアップしたYouTube動画では、「3億円の家にこのままいると死ぬ」とのタイトルを付し、静岡市で33度という灼熱の気温が続く中、新居には「エアコンないんですよ!」とこぼした。コンクリート打ちっぱなしという環境が熱をこもりやすくしている可能性を挙げ、「命にかかわりそうなヤバさ」「元気そうに喋ってますけど、結構ギリギリ。ちょっとフラフラするぐらいの苦しさ」「危ないんすよ、暑すぎて」などと語っていた。
そして、7月9日、この豪邸の管理人を任されるメンバー・だいちぃが投稿した「3億円の家への侵入者を撃退します」なる動画では、またも新たな問題が発生したと説明。はじめしゃちょーの豪邸周辺には草木が多く植えられており、その影響もあってか、管理人は「裏庭とかから、クモとかダンゴムシがたくさん出るんですよ」と報告した。
室内を歩くダンゴムシの姿も撮影し、「ほらほら、虫がいた! こんな感じでめちゃくちゃいるんですよ」と説明。その後はアース製薬の害虫駆除剤「虫コロリ」を豪邸周辺にまき、「これでダメなら業者を呼んだほうがいいのかなと思います」と語っていた。
「再三にわたる問題発生を嘆くはじめしゃちょーですが、ライフライン問題、気温問題、虫大量発生というトリプルコンボを受け、ネットからは『そもそもなんでそんな家を選んだの?』『下調べは全くしなかったの?』『絶対住みたくないわ』『不良物件つかまされた感じ』などのツッコミが殺到。一方で、ユーチューバーらしく、そうした住居の問題点もセンセーショナルな動画として配信していることから、『3億円で巨大なネタを買ったのか』『嘘はついてないから“ヤラセ”にはならないけど、最初からわかってた問題をワザと放置して大騒ぎして見せてるだけだよね』『どこまでガチかがわからないから、あまりかわいそうとも思えない』といった見方もありました」(テレビ誌ライター)
はじめしゃちょーは、豪邸の購入に伴い、その管理に特化したコアなYouTubeチャンネル「3億円ハウスの管理人」も開設。15万人の登録者を誇る人気コンテンツとなっている。
プライベートの諸問題も動画のネタにしてしまう辺りは、さすが1020万人もの登録者を誇るトップユーチューバーと言えるだろう。
(木村慎吾)