女優・橋本愛主演のドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)が7月20日からスタート。SNSでは、橋本愛の熱演ぶりに称賛の声が寄せられている。
このドラマは、2011年の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を生み出した脚本家・遊川和彦氏のオリジナル作品。合格率100%を誇る謎の家庭教師・根津寅子(橋本)が、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う個別指導式ヒューマンドラマ。
第1話では、一人娘の知恵を有名私立小学校に合格させようと奮起する新聞記者の中村真希(美村里江)、息子・守を東大に合格させたい上から目線の上原里美(鈴木保奈美)、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食屋の店主・下山智代(板谷由夏)の3家族が登場。3つの家族に向き合う寅子を演じる橋本の八面六臂の活躍に、SNSでは「橋本愛ちゃんのカメレオン演技すごかったな」「演技の幅すごすぎて違うドラマ観てるみたいだった」などの声が寄せられている。
「橋本は、遊川作品には『同期のサクラ』『35歳の少女』(ともに日本テレビ系)に続き、3度目の出演。『35歳の少女』では、橋本演じる愛美が酔っ払って『難破船』を熱唱するシーンが注目を浴び、今作も手掛ける大平太プロデューサーは『とてもクールなイメージがありますが、お芝居になると途端にスイッチが入る。そういう俳優さんは多いのですが、その中でも群を抜いている』と絶賛。今作で主人公が20代となったことから、橋本がヒロインに選ばれました」(芸能ライター)
橋本自身は第1話完成披露試写会の席で、「毎回素敵なセリフがあって、先がどんどん気になる吸引力のある作品」とコメント。また、壁からこっそり見るようなシーンがあることから「若干ミタさんが入っている」とも話している。
「遊川作品といえば、2017年のドラマ『過保護のカホコ』、2019年『同期のサクラ』(共に日本テレビ系)では、高畑充希。2019年のドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)では杉咲花が主演。その後、GP帯の主演女優として活躍してきました。橋本も今作で一気にブレイクする可能性は十分にあります」(女性誌記者)
遊川作品からまた1人、ブレイク女優が生まれるのか。今後の展開に期待したい。
(窪田史朗)