会話が少ないカップルは、お互いの気持ちにすれ違いが生じやすく、すぐに別れてしまいがちですよね。だからといって、やたらめったら会話を増やせば別れずに恋が長持ちするのでしょうか? 実際はそうではありませんよね。では、長続きしない短命カップルがやりがちな会話の失敗とは何なのでしょうか。
■自分しか知らない話をする
会話では、相手との共通の話題を選ぶのが鉄則です。相手が何を言っているのかよく分からないなんて状況は、学校で難解な講義を聞いているようなもの。延々とそんな話をされたら嫌になってしまいますよね。
自分にとって興味のある話題が、相手にとって興味のあることとは限りません。話すことで2人の中の共通認識を増やすのが、会話の目的でもあるのです。
■一方的に話す
片方だけがずっと喋っているカップルをよく見かけませんか? 相手のことが好き過ぎて、全部伝えたいという気持ちがあふれ出るのは分かるのですが、たいていの場合、もう1人のほうはつまらなそうにしていますよね。
会話はキャッチボール。1人がボールを投げ続けていては、それは会話とはいえません。自分が話し過ぎたなと思ったら、質問を投げるなどして相手にも発言機会を与えましょう。
■理解を示さない
話をするのは、「相手をもっと知りたい、もっと理解したい!」からのはず。それを忘れて相手の言うことを否定したり、相手の考えを自分の思い通りに曲げようとしたりするのは、恋人として間違っています。
建設的な議論ならまだマシですが、「それは違うよー」などと否定し続けるような発言をする人は、モラハラ傾向があるので気を付けてくださいね。
会話がないカップルは長続きしません。それは、相手との距離がどんどん離れて行ってしまうから。会話は、相手を知るために本当に重要な要素なのです。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。