風通しをよくしたり解放感を高めたりするために重要な窓ですが、外から部屋の中が見えやすいため、目隠し対策をしたいという方も多いのではないでしょうか。
単純に「部屋の中が見えなくなればいい」と思うかもしれませんが、実はこの目隠しアイテム、どこに設置するか、遮光・風通しなどの機能性に優れているかなど、目的に応じてさまざまな種類から選ぶことができるんですよ。
■窓や網戸に直接設置するタイプ
窓や網戸に直接取り付けるタイプは、シンプルに、圧迫感なく目隠し機能を追加できる方法です。窓に貼り付ける目隠しフィルムにはガラス製のものもあり、高級感やおしゃれなデザインを楽しむこともできます。UVカットや断熱効果が期待できる素材を選ぶのもよいでしょう。
また、窓は開けて網戸だけにしたい場合にも目隠し効果を失わせないためには、網戸用の目隠しシートやパネルを取り付けるのがオススメです。風通しのよいものを選ぶと、網戸としての機能を損なわずに目隠しをすることができますよ。
■簾(すだれ)タイプ
窓や網戸はいまの状態のまま、窓の外側に取り付けることで目隠しになるのが簾です。窓の大きさに合っていれば、これひとつで目隠し対策が完結する手軽さが魅力です。ただし、外からはっきりと見えるため、取り付けた際の全体の雰囲気をイメージして選ぶとよいでしょう。
■面格子に取り付けるタイプ
窓の外側に面格子が設置してある場合は、面格子に目隠しグッズを取り付けるのもひとつの方法です。簾を取り付けることもできますし、面格子を覆うように目隠し機能のある格子やルーバーを取り付けることができます。面格子の隙間が大きく、外側から窓に触れることができる場合は、防犯対策を強化するのにも役立ちます。
「外から中が見えてしまうから、窓を開けることができない……」というストレスから解放されて、さらに欲しい機能を追加することができるお助けアイテムたち。自宅の環境やデザインに合わせて、使いやすいものを選んでみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)